ニートな僕と日本と世界

実質ニートになって、約二ヶ月
名実ともにニートになって、約三週間が経過

その分出発も近づいております

先輩や友人に「『ニート』な人ってなかなか見ないよね」と言われ、
確かに、「ニート」ってよく耳にするけど周りに余りいないことに気付きました

社会人になって7年半

前半戦は、日本のいわゆる大企業で働き、
後半戦は、外資系コンサルティングファームで働いてたわけですが、
ニートからの目線って新鮮だよなぁと思うのです

先日、予定の合間に時間があり、
仮眠を取りたくもあったのでマッサージ店に行ってみたのです

すると、マッサージ師よりお決まりのあの発言
マッサージ師「あぁ腰に大分疲労が溜まってますね。デスクワークですか?」

その質問に素直に答えました
ボク「いえ、ちょっと前に仕事を辞めまして、、、」

そうするとこんな会話が続きます
マッサージ師「あぁそうなんですね。年も暮れですし、この季節は大変ですよね」
ボク「はぁ。。。」
マッサージ師「でも大丈夫、年が明けたら結構見つかりやすくなるみたいですよ」
ボク「そ、そうなんですね。。。」

なんだか、気を遣っていただいたようで、申し訳なくなりました

また、別の日には、一般道路でちょっと速度を出していたところ、
黒と白のボディの車の方々に呼び止められたときのこと

「急いでいたの?」
ボク「いえ、そう言うわけでは、、、」
「これから書類作成するからね。名前教えてくれる」
ボク「◯◯◯◯です」
「住所は?」
ボク「××××です」
「職業は?」
ボク「む、無職です!」
「 無職ね!!」

そんな念を押さなくてもいいのに、、、
と先方にはなんの意図もなかったであろうに、
勝手に疎外感を感じてみちゃったりしました

そもそも「職業」聞く必要あるんですかね、あれ

会社員の時は気にもかけませんでしたが、
「無職」になってみると、答える方はなんとも言えない感じです

「仕事辞めてなにやってんの?」と言われると、
結構、国内を旅行してたり、
引っ越し含め世界旅行に向けて準備してたり、
先輩、友人、後輩と飯食ったり、飲んだりしてます

ニート当初は、平日私服でフラフラしていると贅沢な感じがしてました
「みんな頑張ってるなぁ」と横目にみながら、優越感の中、街をフラフラ
観光地に行っても、そりゃ空いていてゆっくりできますしね

そんな生活には速攻で慣れます

ただ、暫くすると、全く価値のない自分に気付き始めます
みんな頑張って働いているのに、自分はフラフラ
全く世の中の生産活動には加わっておらず、お金を使うのみ

「消費」で日本経済に貢献できてたのが唯一の救いでしょうか
懐が寒くなって行くことに若干の不安が出てきます

もうちょっとすると、やっぱ働きたいって気持ちが強くなります
街中でスーツきてる人が、なんか輝いて見えるんですよね
やっぱ、付加価値を産み出す事=人のためになる事が、
生きてる存在価値なのだと感じます

帰ってきたらどんな事やってやろうかと大分鋭気が養われてきました
徐々にアイディアも湧いてきます

これまでサラリーマンとして定期的にお金を貰い働いていたわけですが、
一歩、距離を置いてみると、より、「働く」ことについて考えさせられました

わざわざそのために、距離をおくのは馬鹿げてると思うけど、
距離を置いてみたこと自体は良かったなと感じてます

意外と予定の詰まっていたニート生活にもうすぐ終止符を打ち、旅人になります

「出発までには飲みましょう」と多くの方と約束したのに、
結局、多くが空手形になってしまったのが申し訳ない限りです

「社交辞令」は嫌いなので、本当に飲みに行きたかったのですが、
国内旅行等々で東京に余りおらず調整できなかった自分の責任です

本当にすみません

帰国したら、連絡するので、ぜひ一緒に飲んでくださいませ

その時には、ニートではなくなっている予定ですが、
また今とは一味違う姿をお見せできればと思います

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