ブラジル:アマゾン川】ハンモックの船旅からのピラニア釣り

ブラジル
奇跡の1枚③

僕たちは、現在はボリビアにいますが、
2月中旬にサルバドールを出てから、3月の頭にかけて、
アマゾン河の流域を旅していました。

サルバドールからバスで約40時間の移動し、アマゾン河の河口の街ベレンに3日滞在。
その後、ベレンからアマゾンの中心都市マナウスまでは、船でハンモックに揺られながら、5泊6日の移動。
マナウスでは、1泊2日のアマゾンツアーに参加してきました。

amazon_map

1.アマゾン河の河口の街ベレン

「ベレンの治安はブラジル内でも良くない」と聞いていましたが、
中々快適に過ごすことが出来ました

IMGP9062.JPG

▼毎日のように足を運んだ大規模な市場

IMGP9063.JPG
IMGP9066.JPG

▼削りたてが美味しかった、パラナッツ

IMGP9082.JPG

▼市場には、怪しい商品も多々…(惚れ薬にバイアグラ?)

IMGP9100.JPG

▼本場のアサイーは食べた6人皆が翌日腹を下しました。驚異的!
実はアサイーそのものは全く甘くないということを初めて知りました

IMGP9102.JPG

▼船旅に備えるため、街中にあるハンモック屋さん

IMGP9230.JPG

▼アマゾン河が一望できるMANGAL DAS GARCAS公園

IMGP9261.JPG

▼滞在したB&Bのオーナーお勧めのアマゾン河ビューのバーで一杯
MANGAL DAS GARCAS公園の横にある「Mormaco」

これ、ホント良かったです。ビールは缶が2.5Reals(約120円)とリーズナブル!

IMGP9152.JPG

▼少し外れにあるイコアラシでマラジョー焼きをお土産に購入

IMGP9105.JPG

▼滞在したResidencia B&B

IMGP9190.JPG

・日本人オーナーが2年前ほどに開いたB&B
・知人の紹介で泊まったのですが、清潔感もありとても良かったです
・ドミトリー35Reals/1人1泊
 -朝食付き(フルーツも、フルーツジュースもあって美味しい!)
 -wifi有
 -キッチン有

2.5泊6日ハンモックの旅(ベレン⇒マナウス)

事前にブログなどを見てもあまり情報を得られなかった船旅。
中には「奴隷船のようにぎゅうぎゅうだ」との噂もあり相当ビビッてました。

ベレンからマナウスまで上るのに要する時間は122時間で5泊6日。

チケットは、キャビンと呼ばれる客室とハンモックのチケットがあるのですが、
「安い」「面白そう」ということもあり、ハンモックで上っていくことにしました。

IMGP9061.JPG

最初、船の乗り場でチケットを買おうとしたものの、会社が1社しか見つからず、
条件もあまり折り合わなかったので、街中にある「Macamazon」社という代理店を目指すことに。

そして、1人180Reals(約9,000円)にてマナウスまでのチケットをゲットしました!

僕たちの船名は、「San marinoⅡ」
この船旅、結果的には最高に楽しかった!!

IMGP9281.JPG

2-1.空いていてゆとりあるハンモック生活

「混みすぎていて、ハンモックの場所取りも大変だ」と聞いていた僕たちは、
12時発の船のため、朝の8時に街の外れにある乗り場に向かいました。

IMGP9273.JPG

が、着いてみると、ガラガラで、好きなところにハンモック吊り放題。

IMGP2357.JPG

ぎゅうぎゅうどころか、揺れても全く人にぶつからない。
出発の時間になっても、人は増えず、結局めちゃめちゃゆとりある空間でした。

風通しも良いし、好きな時間にハンモックで揺られながらのんびりする。
これだけでも、とっても贅沢な時間でした。

※12時発と代理店に聞いていたのに、乗り場に行ってみたら15時発と聞かされ、
結果的に7時間も待つことになったのも『ブラジル時間』ではよくあるご愛嬌。

※僕たちは、土曜日に街の外れから出る船に乗ったのですが、
前日に街の中心に近いメインの船着き場から出た船はぎゅうぎゅうだった模様。
空いてるか空いてないかは、相当船によって違うようです

2-2.乗り合わせた人たちとの交流

たまにアマゾン河の村に寄港するものの、基本5泊6日一緒に顔を合わせていれば、
自然と乗り合わせた人たちとの交流が生まれました。

ベレンで一緒になった日本人とも語ったり、夕陽を見たり、飲んだり、と、
とても濃い時間を共有することが出来たし、
外国の人とも言葉の壁を越えてコミュニケーションすることが出来ました。

日本から持って行っていてこれまでお荷物だったものがやっと活きました。
・折り紙
・書道道具(墨と筆)
・ホワイトボード

IMGP9331.JPG

折り紙を折ってあげると、子どもはとても純粋な笑顔を返してくれ、

IMGP9332.JPG

そして、子どものみならず大人も興味を持ってくれました。

IMGP9448.JPG

書道道具で、自分たちは好きな言葉を書いたりする中、

IMGP9500.JPG

名前をカタカナで書いてあげたりもしました。

ホワイトボードを使って、居合わせた人の『夢』を聞いてみたり。。。

IMGP9343.JPG

すると、子どもがチョコレートを持ってきてくれたり、

IMGP9441.JPG

隣にいたお姉さんが、マニキュアを嫁にしてくれたり、

IMGP9472.JPG

イタリア人の旅人が、折り紙教える代わりに、マクラメを教えてくれたり、

なんだかとっても心温まる時間でした。

旅しているとすれ違う人が多い中で、
こうやって5泊6日腰を落ち着けて向き合う機会というのもいいものです。

IMGP9459.JPG

2-3.アマゾンの大自然を堪能

朝起きても、夜寝ても、アマゾンの大自然がそこにはありました。

IMGP2405.JPG

めちゃめちゃ広い川と青い空を眺めながらボーっとしたり、
(たまにピンクイルカが飛ぶのが普通に見えたりします)

IMGP9354.JPG

アマゾン河沿いの村や住居をみたり、

IMGP9393.JPG

アマゾンに沈んでゆく朝陽・夕陽をみんなで眺めたり。

IMGP9398.JPG

ほとんど何もなくて、そこには『アマゾン河』しかないのだけど、
日々違うアマゾン河の顔と向き合えるのもとても幸せなことでした。

IMGP9303.JPG

船には、食堂が付いていて、ご飯も普通に美味しかったし、
(飲料水は冷たい水が飲み放題)

IMGP2422.JPG

水回りも清潔で、好きな時間にシャワーを浴びることも出来るし、
(アマゾン河の水をろ過しているのか多少気にならない程度に濁ってますが^^;)

事前にビビってたのが、
嘘のように充実して楽しいあっという間のアマゾン河の川上りでした。

3.1泊2日アマゾンツアー

マナウスに着いてから、1泊2日のツアーに参加してきました。

IMGP9535.JPG

▼2河川合流地点を見る

既に、ベレン⇒アマゾンの船で見ていたので新鮮味はなかったのですが、
水温と流速の違いでしばらく色の違う2河川が交わらないというのは不思議な光景です。

実際に、1泊2日のアマゾンツアーでは川に触ることが出来るのですが、
水温の違いは、「まぁ言われてみれば…」という感じでした。

IMGP2511.JPG

▼ジャングルロッジに宿泊

IMGP2465.JPG

マナウスから、車→船→車→船と乗り継いでジャングルロッジまでは約2-3時間。
乾季は地面が見えているような支流を抜けてやっと到着します。
観光用という感じで、見た目は手作り感満載ながらも清潔でした。

IMGP2461.JPG

▼アマゾン河を泳ぐ

IMGP2452.JPG
IMGP9662.JPG

ジャングルロッジの目の前にある川に飛び込んで遊んでました。
支流と言えど横幅は広く、対岸まで行くのは中々疲れました。

▼ピラニア釣り
「ピラニアはここでも釣れるよ」と、
突然、先ほどまで飛び込んで遊んでた場所に釣り糸を垂らすと、
無数のピラニアが寄ってきたときはぞっとしました。

「おいおい先に言ってくれよ」と。

IMGP9620.JPG

ジャングルロッジから少し離れた所に釣りに行き、
結果的に、嫁とともに4-5匹ずつ釣って終了。

IMGP9625.JPG

大きいのは釣れなかったけど、お互いに釣れて何よりでした。
こんないるもんなんですね。というのが率直な感想。

▼ピンクイルカを見る
一緒に泳げると聞いてたのに見るだけだった><
写真はタイミングよく撮れず終了…

▼ワニを見る
小雨降る中、夜8時にジャングルロッジを出発。

そこら辺にいるワニを見るのではなく、
ワニを見つけてガイドが捕まえて見せてくれるとのこと。

見つけては捕まえるのをガイドがしくじる中、
見れるのか心配になった頃やっとガイドがワニを捕まえました。

IMGP2500.JPG

ここのワニは巨大なワニではなく、手で摑まえられるサイズのワニ。

真っ暗な中、ワニを見つけるガイドに感心。
ワニを持つのはちょっとドキドキでした。

IMGP9635.JPG

▼朝陽・夕陽を見る
天気が悪く、あまり見えず…

IMGP2514.JPG

▼ジャングル散策
小雨の中ポンチョを身に付け、歩いてきました

ツアー自体はともかく、まぁ、ワニを見れて、ピラニア釣れればと思ってたし、
皆で川で遊んだのが楽しかったから、充実した時間でした。

+++++++

ゆとりある船、居合わせたメンバー、
すべてが、がちっとはまって最高に楽しいアマゾンの旅でした。

IMGP9670.JPG

コメント