アルゼンチン:エル・カラファテ】パタゴニア!ペリト・モレノ氷河トレッキング!

アルゼンチン

junjunです。

144日目。
2013年4月12日。

リアルタイムはペルーのリマの新市街にいます。

昼間はビーチに行ってきました。
海にはたくさんのサーファー、そして空にはパラグライダーの姿が!

近くには高級住宅街やショッピングセンターもあるし、この辺は整備された都会の街です。
ザ・観光って感じはなく、のんびりした1日を過ごしました。

それでは続けて、「ペリト・モレノ氷河トレッキング」についてUPします!

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チリ側のパタゴニアを満喫した後、
次に目指したのはアルゼンチンのエル・カラファテ。
アルゼンチンでの目的は「氷河トレッキング」、そして「フィッツ・ロイ」

フィッツ・ロイは友人との待ち合わせもあったので
まずは氷河トレッキングに行ってきました。
メンバーはわたし達を含む5人(ナタカメンバー!)です。

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氷河滞在時間の違う2種類から選ぶ氷河トレッキング

氷河トレッキングとは、「ペリト・モレノ氷河」の上を歩くツアーのことです。
ペリト・モレノ氷河は、全長約35㎞、先端部の幅は約5㎞、
高さは約60~100mもある巨大な氷河のこと。

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調べてみるとトレッキングには2種類のツアーがありました。
1つはミニ、もう1つはビッグアイス。

<ミニ>
・10~65歳が対象
・640ペソ/1人
・所要時間は約10時間(時間は決まっていない)
・氷河には約2時間滞在
・展望台にいる時間が長い
・手前の部分のみ歩ける

<ビッグアイス>
・18~45歳が対象
・950ペソ/1人
・所要時間は約12時間(7時に出発)
・氷河には約6~7時間滞在
・1日に氷河に行ける人数は40人限定
・奥の綺麗な部分やラグーンに行ける

<共通>
・国立公園入場料(130ペソ/1人)は含まれてない
・アイゼンのレンタルあり
・昼食は各自で用意

ビッグアイスの方は歩く距離も長いし、
結構ハードだから初心者はミニがおすすめだそうです。

翌日からフィッツ・ロイでのトレッキングを予定していたので悩みましたが
年齢制限もあるので、せっかくなのでビッグアイスを選びました。
夕方に申込みましたが定員に間に合い、ラッキーでした!

ちなみに街中にいくつかのツアー会社がありますが、
どこも価格は同じで、ディスカウントはありませんでした。

わたし達はFUJI旅館で申込みましたが、氷河トレッキングについては
「Hielo&Aventura」というツアー会社がまとめているようです。

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いざ、ペリト・モレノ氷河ツアーへ

早朝7時、ホステルまで迎えのバスがやってきてくれます。
40人が同時に行くかと思いきや、いくつかのグループに分けられているみたいです。
途中、バスの中で入場料をガイドに支払いました。

向かったのは「ロス・グラシアレス国立公園」

展望台に行くと、すぐに巨大な氷河が目の前に入ってきました!
パイネ国立公園で見た氷河とはケタ違い…。
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時々「パーーーンッ!」という花火のような音が聞こえたかと思ったら
少しずつ氷河が崩落していました。

続いて船で対岸へ。
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氷河にどんどん近づく!
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降りるともう目の前には巨大な氷河が!
あまりの迫力に茫然としていますね^^;
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休憩所で少し休んだ後、トレッキングスタート地点まで山の中を歩きます。
欧米人の皆さんは脚が長いのでペースが速い!
わたし達ジャパンチームは駆け足で追いつく感じでした
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真横に氷河を眺めながら。
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そしてスタート地点で、アイゼンを装着!
わたし達は2人とも人生初のアイゼンでした。
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全員装着したところで歩き方のレクチャー。
突然現地ガイドが発した日本語は、「アシヲヒライテクダサ~イ!」

歩幅が小さいとアイゼンで自分の足を踏みつけることがあるそうです。
一歩一歩ゆっくりと、足を平行に動かすことが大事なポイントだそうです。

いよいよ氷河トレッキングスタート!
アイゼンを装着しているおかげで、安心感はんぱないです。
少し下り気味になっている部分は「アシヲヒライテ」歩くよう
ガイドがすぐ近くにいてくれて、アドバイスしてくれました。

始めのうちは少し黒ずんだ氷河の上でした。
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山の向こうはチリだそうです。
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しばらく歩くと黒ずんだ部分から、真っ白な綺麗な氷河に!
まさか自分が氷河の上を歩くとは…とても不思議。
氷河ってこんなにも美しいものだったんだと実感…。
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そしてビッグアイストレッキングでしか見れないラグーンが!
水の透明度、そして澄み切った青色、素晴らしすぎる!!!!!
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贅沢にもここでランチ。
素敵な景色を眺めながらのランチは最高!

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後半はやや危険な道を歩きました。
時々、歩く場所がなくて、引き返すこともあったり。
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そしてこの日のコース上、最も危険な氷河の割れ目を覘きに行きました!
1人1人、ガイド2人にガッチリ押さえられての見学。
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写真じゃあまり伝わりませんが、かなり高さのある割れ目でした!
下には溶けだした水が轟音とともに流れていました。
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途中、氷河に出来た氷にも触ってみました。
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6~7時間のトレッキングはあっという間に終わり。

ちなみに快晴でしたが、氷河の上で吹く風はかなり冷たかったです。
スタート地点まで歩く山道は、登りもあって汗をかきますが、
しっかり防寒していったほうがいいと思います。

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最後は船でお待ちかねの「オンザ・ロック」!!!!!

ガイドが船から身を乗り出して、浮いている氷河の塊から氷をゲット。
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日本にいた頃はよく飲んでいたウィスキー!(ハイボールですけどね^^;)
久々にいただきました!
しかも氷河入り。
なんて贅沢なんでしょー!

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チョコレートケーキのサービスもあって、
ウィスキーともども、とても美味しくいただきました!

そして、なんとお土産まで!
カラファテという果実で作られたリキュールと、アイゼン型のキーホルダーです。
なかなか粋な計らいで大満足の1日でした!

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