リスボン2日目。
ポルトガル来て、ここが見たいっていうのはあんまなかったんですけど、
一箇所だけ、ここに行きたいって思った場所がありました。
それは、「ユーラシア大陸最西端」の岬!!
ユーラシア大陸の東に浮かぶちっちゃな国の僕たちがですよ、
ユーラシア大陸の最西端に行くなんて、何かいいじゃないですか!
しかも、そこには、
「ここに地終わり、海始まる」って碑があるらしいんですよね。
宮本輝の小説の題名にもなったようです。
大航海時代、先陣をきったポルトガルらしい、
何だかロマン感じられる場所だなって思いました。
ちなみに、ユーラシア大陸の、
最東端は、ロシアのデジニョフ岬
最北端は、ロシアのチェリュスキン岬
最南端は、マレーシアのピアイ岬
のようですが、やっぱ一番最西端に惹かれるのはなんででしょう。
朝起きて、とことことロシオ駅を目指します。
駅の券売機についてビックリの超行列!!
しかも、画面の案内もわかりにくいのか、遅々として列が進まない。
やっと自分たちの番が来たと思ったら、50ユーロ札は使えないなんていうオチ。
しかも両替は、もっと列の長い窓口に並ばないと無理だ、という駅員。
マジですか。
この時点で、行く気がなくなってきた、なんて言い出す嫁をなだめつつ、
嫁にその場に残ってもらい、スタバでコーヒー買ってお金を崩すことに。
戻って次、買おうとしたら、隣の機械が故障したとかで、
前の観光客(♂)の仲間たち4人くらい(♀)が割り込んできました。
「割り込んでくるのおかしくないですか」と言うと、
「こっちの機械壊れたの。待ってるのはみんな一緒よ。」とのこと。
そっちの機械、次の人使ってますけど、使い方わかんないだけなんじゃ。
機械壊れたとしても、無断で割り込まずに何か言えばいいのに。
どの国でも内面可愛くない人は可愛くないです。
おっと、ちょっと毒はきました。
続いて無事にすぐチケットを買い、電車に乗り込みました。
シントラも、城壁や宮殿など世界遺産に指定されているのですが、
時間もないしお金もかかるので今回はパスします。
そしてバスに乗って、40分ほど揺られます。
ただ、ここ、、、
女性がスカートで行くと大変だと思うのでお気を付けください。
夏なのに寒流の影響か寒いくらいでした。
ロマンはありますけど、
観光地としてはイマイチで長居できる場所ではなかったです。
最西端なので夕陽も綺麗だとは思いますが、
交通の弁便と寒さ的にそれなりの覚悟が必要そうです。
僕たちは1時間ほど滞在して、次のバスに乗ってカスカイス駅へ。
そこから電車に乗って、
本場エッグタルトを食べるべく、ベレンの駅へと向かいました!
乗った電車が急行と知らず、いや、急行でもベレンに停まると思っていて、
一回ベレン通過しちゃったんですけどね。
ベレンでは、
修道院の教会でバスコダガマの棺を見たり、
発見のモニュメントを見たり、
一通り観光して宿へと戻りました。
そうそう。
そもそもベレンに来た目的の本場エッグタルトは本当に美味しかったです!!
香港のエッグタルトじゃ物足りなくなる本場エッグタルトについては、
次回グルメ担当の嫁よりお送りします〜!
<参考>ロカ岬への行き方
リスボン市街地からロカ岬への行き方は、2通りあります。
1.ロシオ(Rosio)駅→(電車)→シントラ(Sintra)駅→(バス:403番)→ロカ岬
2.カイスドソドレ(Cais do Sodre)駅→(電車)→カスカイス(Cascais)駅→(バス:403番)→ロカ岬
僕たちは、
帰りにカイスドソドレ駅とカスカイス駅の間にあるベレンに寄りたかったので、
行きは1.帰りは2.のルートを選びました。
料金は電車バスの一日券を12ユーロで買いました。
詰めれば、ベレン、ロカ岬、シントラを、
一日で回ることもできなくはなさそうです。だいぶタイトですが。
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