モロッコに来た一番の目的。
それは、「サハラ砂漠を見ること」でした。
なんか、小さい頃から「砂漠=サハラ砂漠」みたいなイメージあったし、
砂漠に興味はなくても、サハラ砂漠だけは一目見ておきたい!
そう思ってたんですよね。
そんな目的を達成すべく、行ってきました、サハラ砂漠!!
砂丘メルズーガを目指す2泊3日サハラツアーの行程
僕たちが目指したのはメルズーガという街の近くで、
マラケシュから2泊3日のツアーで行きました。
モロッコで砂漠を見るポイントって、メルズーガとザゴラって2つがあるみたいですけど、
砂丘がおっきくてイメージしている「THE 砂漠」はメルズーガとのこと。
そして、メルズーガまで自力で行くことも可能なのですが、
ツアーだと他の見所も効率的に回ってくれ、意外と経済的なので、ツアーで行くことにしました。
ちなみに2泊3日で1人900DH(約11,000円)。
これに、宿代や朝食・夕食代は含まれてます。
事前に調べていたところ、
サハラ「砂漠」ツアーって言う割に、砂漠での滞在が少ないなんて声も耳にしてましたが、
終わってみると結果的には大満足でした!
ってか、真夏の砂漠にあれ以上いたら、干からびてしまいます…。
マジで。
ホント暑いんですモロッコ。。。
ちなみに2泊3日の旅程はこんな感じでした。
2日かけて砂漠に行き、1日で戻ってくる。最終日はほぼ移動です。
1日目:
・マラケシュの宿を7時に出発
-近くから、14人乗りのミニバンに乗り出発
・世界遺産アイト・ベン・ハッドゥを観光(ガイド代15DH別途)
・ローズバレーを通過
・夕方ごろダデス渓谷に着き、ホテルにて宿泊
2日目:
・8時頃ダデス渓谷を出発
・途中、ティネリールの街を散策(ガイド代10DH別途)
‐カスバ内の絨毯屋に立ち寄りミントティ-を飲む(無料/チップも不要)
・トドラ渓谷に立ち寄る
・6時頃メルズーガに着き、そこからラクダに乗り、砂漠で夕陽を眺める
‐ラクダは2時間程度
・砂漠でご飯を食べ、砂漠の上にマットを敷いて就寝
3日目:
・早朝テントを出発、ラクダに乗り、砂漠で朝陽を眺める
‐ラクダは来た道を戻り2時間程度
・街についたところで朝食
・朝食後、一路マラケシュへ
‐途中、昼食含め何度か休憩有
アイト・ベン・ハドゥに寄れて、トドラ渓谷もチラッとだけどかじれる。
結構ポイントは散ってて、距離も離れてるんで、
個人で行くと、手間も時間もかかってしまいます。
時間が無かったり、いちいち行程考えるのが面倒な人にはとってもおすすめなツアーです。
今回はまず手始めに、そんな砂漠ツアーで寄った砂漠以外について、
ざざーっとご案内しつつ、主役のサハラ砂漠については次回お伝えします~!!
初日昼:世界遺産アイト・ベン・ハドゥ
最初、「Photo pointだ!」と言って、少し遺産から離れたところで降ろされました。
ただ、ここがアイト・ベン・ハドゥだということに気付かずに、
ヘビ使いのオッチャンを望遠で隠し撮りしたりしてました。(by 嫁)
おっつ。。。
車に乗って、近づきながら、アイト・ベン・ハドゥだということに気付き、
近付いた場所から全景を収めました。
運転手の人は、あまり説明してくれなかったりするので、注意が必要です。
予習って大切です。
ここで1時間程時間があり、ガイド付で観光します。
(入場料:無料、ガイド料:15DH)
ちなみに8月は干上がってましたが、
川を挟んで対岸に多くの家族は移り住んでいるようです。
このくそ暑い中、干上がってるのに、時期によっては川があるというのが信じられません。
集落の途中では、観光客目当てに炙り絵をやってる人もいました。
「アブリエ」と言っていたのが、日本人観光客の多い証拠でしょうね。
よくこのくそ暑い中に集落をつくって住んでたものだ。
砂漠の中で生活をしていた人ってホント凄いなと思いました。
初日夜:ダデス渓谷のホテルは意外と良かったです
安宿の受付で申し込んだツアーの宿ってそんな期待してませんでした。
どうせ山小屋の様なとこだろうって。
エアコン付いた個室だったし、(エアコン使えませんでしたが^^;)
ツアーに含まれてる食事も普通に美味しい!
(モロッコ名物の、タジン鍋とハリラと呼ばれるスープです。)
夜テラスでのんびりしてると、ジャンベ奏者の兄ちゃんが絡んできてくれ、
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
いやはや、宿的にもご飯的にもポイントの高いツアーでした。
2日目:意外とウザくなかったティネリールの絨毯屋
2日目、車が突然、原っぱの横で停まりました。
どうやら少し散策の時間がある模様。ガイドが来て、後で10DH払ってねとのことでした。
畦道から街に入る手前で子どもが、手作りのモノをくれました。
南米では受け取ってこなかったのですが、この時は貰って、チップを少し払いました。
見ているとチップ払わない人には、子どもが少したってから「チップくれ」とせがんでました。
まだ、モノを作ってチップをねだってるだけ、何もせずに物乞いしてくる子どもよりはましか…
ウザい国インドと同じように、ツアーの物売りかと思いましたが、
意外と押し売られず、ミントティーだけ頂いて退散することが出来ました。
意外とモロッコ人ってウザくはないですね。
2日目:川がとっても綺麗でした。トドラ渓谷
ここは30分くらいかな、みんなと一緒に散策する時間がありました。
観光客のみならず、現地人も凄い多かったけど、
中州、というほど面積のない場所でBBQ的なことしてたり、
そんなモロッコ人の楽しみ方が印象的でした。
ここからいよいよ、サハラ砂漠へと突入していきます。
=====[2015.06追記]=====
問合せも多かったので、参考までに、
僕たちがツアーを予約したオマルさんのfacebookページを紹介します。
https://www.facebook.com/pages/Sabaku-Tours/709389159120259
コメント
こんにちは^^
ブログとても参考にさせていただいてます!
今度モロッコへ一人旅をする予定なのですが、砂漠ツアーでどこの会社のをご利用になったのか、差支えなければ教えていただきたいです><
自分でも調べたのですが口コミは良い意見も悪い意見もまちまちでどれを選べばいいのかわからなくて…
Anzu さん、
コメントありがとうございます!
本編の投稿にも書きましたが、 僕たちは、Hotel Afriqia(https://junjun2310.bunj.in/?p=3771)って宿に泊まって、そこで申し込みをしました。 滞在していなくても、宿で申し込めるようでした。 分かる範囲でお答えするのでもし何かあればまたご連絡ください。良い旅を!
お返事ありがとうございます!
そうなんですね!宿はもう別の所を予約してしまったので、直接そのホテルに行ってみます^^
ツアー探しに戸惑っていたのでとても助かりました!ありがとうございます:)
これからもブログの更新楽しみにしています:*)
こんにちは!来月モロッコに一人旅をしに行く予定の者です。
素敵な写真ですね!私もこのツアーに参加したいのですが、砂漠ではカメラはどのように保管されていましたか?
一眼を持って行くつもりですが、砂塵が不安です。。。
りんさん、
コメント頂き、そして、写真をお褒め頂きありがとうございます!
砂漠中は、基本カメラはバッグの中に入れておき、撮る時だけ外に出すようにしていました。
とはいえ、ラクダに乗ってる間はずっと出しっぱなしで、ずっと写真撮ってましたけど^^;
レンズに砂が入るかなと心配していましたが、幸い問題なかったです。ラクダの上は砂から離れている分ましなのかなとも思います。楽しんで良い旅を!!
初めまして!
年末年始にモロッコに行く予定で、今から非常に楽しみにしています(*^^*)
砂漠ツアーもぜひ行ってみたいのですが、アトラス越えはやはり乗り物酔いしやすいでしょうか??
>ひまわりさん、
はじめまして。コメントありがとうございます。
車の中では基本寝ていたのでそこまで乗り物酔いは気になりませんでした。
道路も整備されてますし、日本の山道とそんな変わらないと思いますよ。楽しんできてください!
初めまして!来月初めてモロッコに旅行する予定のものです。砂漠ツアーを探しているのですがなかなかいいものがなく…是非ここで紹介されている場所に向かいたいと考えているのですが、何年か経ってしまっているので、ツアー自体が行われているのか不安があります。。現地の方と、連絡をとるツールなどはありませんか?またホテルの予約はどのようにされましたか?
>やんさん、
はじめまして。
マラケシュの宿は、私たちの場合は飛び込みで訪問しました。
ツアーについては、マラケシュの宿の管理人さんに、facebookから確認してみると今の状況は分かると思います。
https://www.facebook.com/Hotel.Afriquia?fref=ts
マラケシュから2泊3日のツアーで行きました。ラクダに乗って1時間ほどでキャンプに到着。ラクダの乗り心地はまぁまぁ。それぞれ砂丘の上って夕日鑑賞してから、タジンで夕食。
夜はベルベル人のガイドが砂を掘って水が出るところを見せてくれたり、砂丘の上でベルベルスキーをして遊んだり。月が隠れてからは満点の星空でした。
5月で少し寒かったけれど、テントの外にマットと毛布を出して星空を見ながら寝ました。とても素敵な経験になりました。