フェズを出た私たちは、バスと乗合タクシーを乗り継ぎ、
シャウエンという街にやって来ました。
一般的にはあまり知られておりませんが、
旅人の間では「青い街」として、有名な街です。
「青い街」シャウエンで見ることのできる風景
「青い街」ではこんな風景を見ることが出来ます。
どうですか?
行きたくなりましたか??
青っていっても、いろいろな青があって
すごく爽やかな風景だと思います。
魅力的な街ですよね!
私たちは、すっかり旅人のブログを見て、
全体的に真っ青な街だと思っていました。
…が、実際は、
「青い街」で見られる、少し青くない風景
「青」ばっかりではないところもあります^^;
壁はもちろん、地面まできっちり塗ってくれれば、
もっときれいなのに!って思っちゃいますが、しょうがないですよね。
一歩旧市街地を出るとそこには・・・
これらはメディナと呼ばれる旧市街の風景ですが、
一歩、メディナを出ると…
ちらほら、青いという感じになります。
そんな感じで、「全体的に真っ青!」ではないのですが、
やはり、メディナの中に入ると青に包まれて不思議な感じの街です。
街が青くするようになった由来とは
そもそも、なんでこんな青いのか、というと、
元はユダヤ教徒がこの地に住んでいたことに由来しているようです。
元々スペインに住んでいたユダヤ教徒がキリスト教徒に追われる形で、
このシャウエンの地に住み着き、青い街を形成したと言われています。
1948年に、イスラエルが建国したために、
多くのユダヤ教徒はイスラエルへ逃げて行きましたが、
シャウエンの青い街は引き続きイスラム教徒により守られているようです。
一説には、蚊よけの効果がある、とも耳にしましたが、
単に青いだけじゃなく、その理由があるというのが深い所です。
旅人の中には、居心地が良く、
計画外に長居をしてしまう人も多いというのも納得の街。
「ハッパ」「ハシシ」と声をかけてくるモロッコ人が多いのも、
長居をする旅人の多い一因かもしれませんが。
(シャウエンは大麻の産地でも有名です。)
ふらり散歩して、向かいの丘に登って眺める夕陽もとても綺麗でした。
メディナの中を散歩するのも楽しいですが、
濃淡さまざまな青の建物が立ち並ぶのを離れて見るのも素敵です。
モロッコの中では、落ち着いた街。
モロッコに行かれる際には是非立ち寄ってもらいたい街です。
参考:フェズからシャウエンへの行き方
当初、フェズからシャウエンまでCTM社のバスで行く予定でしたが、
フェズ新市街のCTM社バスターミナルに行ったら既に2日前に売り切れでした。
なので、計画を変更して、フェズ旧市街の民営バスターミナルに行きチケット探し。
シャウエンへの直通バスはなかったものの、
ダーダラと言う数キロ離れた街経由での行き方を教えてもらい、
それでシャウエンに向かいました。
フェズ⇒ダーダラ(Derdara):民営バス1人70DH
ダーダラ(Derdara)⇒シャウエン:乗合タクシー1人5DH+荷物代5DH
ちなみに、乗合タクシーは普通の乗用車に運転手+6人乗りでした!!
助手席に2人乗って、後ろが4人!
ダーダラにおいてタクシー乗り場の様なものはなく、戸惑いましたが、
近くにいる乗合タクシーをさばいている人に言えば乗せてくれます。
モロッコの旅は、特に8月と言う時期もあったのかと思いますが、
バスは早め早めの手配が必要そうです。
コメント
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