「日本人」の誇りを胸に、フェアトレードな旅をしよう。

2-3年前に世界一周した際のブログを今でも多くの人が見てくれています。

それはとても喜ばしいことです。
闘牛の投稿に賛否両論のコメントが10件以上寄せられようが、それはそれで微笑ましいなと思ってます。

ただ、最近、旅行中に現地でお世話になった人からこんな趣旨のメールをもらい、ちょっと考えさせられました。

あらためてありがとう。ブログに素敵な写真を載せてくれたおかげで、それを見て多くの日本人が来てくれているよ。
ただ、最近問題が出てきているんだ。
2年前には確かにあの値段で、提供できていたんだけど、環境が変わって同じ価格で提示することはできなくなってしまっている。
でも、日本人にはいくらその状況を説明しても理解してくれず、トラブルになってしまうんだ。

以前にも一度ほかの人から同様の連絡をもらったことがありました。

何気ないブログが、
実際、日本人の旅行の役に立っていることがわかって、嬉しい反面、
トラブルになっている様子が容易に想像できて複雑な気持ちになりました。

もちろん、料金交渉をすることも、旅の一つの醍醐味だとは思います。
旅をしていた時の自分たちも同じように交渉をしていました。

でもその交渉って、どこまで適切で、どこからが圧力なのか難しいところです。
料金面で折り合わず交渉決裂なんてことは多々ありますが、
それが適正な価格なのに折り合わずに、
結果、心象も悪いとなると、もったいないなーって感じました。

 

原材料が値上がりしたのに、値上がりを請負先に転嫁することのできない、
かわいそうな下請け企業の構図が目に浮かびました。

 

なるべく限られた予算内で最大限楽しみたいという節約主義。
海外で、なめられてぼられてるんじゃないかという防衛主義。
他人より安い値段じゃないと負けた気がするという負けず嫌い。

それぞれいろいろな思いを持って旅をしていますが、
いかに安く旅をするかが目的になってしまっている旅人がいたのもまた事実でした。

中には、海外の安宿でお金を払ったと主張し、無銭宿泊をし、
その後「ただで泊まれたぜ」と誇らしげに語るような日本人の旅人もいました。

恥ずかしい限り。

裕福な日本人が貯金をつくって外遊する。(例え貧乏バックパッカーであっても。)
そして、発展途上国の裕福でない人から搾取する。(必要以上に値切る。)
そのくせ、意外と「LOVEだ」「PEACEだ」という言葉が好き。

礼儀正しい日本人がクローズアップされる中、
ほんの一部でもそういう人もいます。

 

ネットが発達して情報が氾濫する中で、
旅の情報も容易に得られるようになってきました。

それを、「交渉の材料」にするのではなく、
「適正な価格の検討材料」として使い、
ぜひフェアトレードな旅をして欲しいなと思います。

フェアトレードとは、
発展途上国のモノを適正な価格で継続的に購入することを通じ、
立場の弱い途上国のヒトの生活改善と自立を目指す運動です。

かといって、ぼれれるのは確かにむかつきます。
なので、適正な価格で。

適正な価格って何かっていうと、
お互いに、納得できるかどうかというところだと思います。
理不尽にこちらの言い分をぶつけるだけではなく、相手の言い分も聞きましょう。
限られた予算の中で、心には余裕をもって旅をすると、
より楽しい時間を過ごせること間違いなしだと思ってます。

ちょっとくらい高くたっていいじゃないですか。
それも一つの社会貢献です。

 

僕たちの親友のバックパッカーは、とある空港で、
「国に帰るのに20ユーロ必要だから貸してくれないか?後で返すから」っていう、
「絶対ウソだろ」っていう話をしてきた人に、20ユーロ貸してました。

ま、2年経った今も返ってきていないわけですが、いつか返ってくるかもしれません。
そんなお金の使い方のほうが幸せなのかもなーとも思うのです。

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