島根】週末家族旅行でいく出雲大社・足立美術館の旅

32.島根

週末を使って島根県に行ってきました。
いつものごとく時間を有効活用すべく、金曜夜出発。

ずっと行きたかった出雲大社目指して、0歳児と2歳児を連れていざ出陣。

乳児連れで神社と美術館。
ふたを開けたらこんな旅行でした。

0日目:金曜日の移動

2歳児は金沢以来二度目の飛行機、0歳児は初めての飛行機。

どうなることか不安でしたが、無事米子空港に降り立ちました。

松江空港に降り立ちたかったのですが、松江空港はJALのみ。
ANAマイルユーザーとしては、米子が最寄の空港でした。

ちなみに。

米子は、鳥取県です。
鳥取県と島根県、どっちが右でどっちが左かよくわからなくなりますが、
個人的には根っこは下にあるということで、日本列島の下側(左側)が島根県、と覚えてます。

 

ちなみに。その2。

2歳児までは膝の上なら飛行機に無料で乗れます。
「やった2人とも無料だ、2歳児は離陸したら間に座らせればいいや」って思ってました。

でも座席指定のタイミングになって初めて「膝の上に乗せるのは1列に1人まで」というルールを知ります。
救命道具の関係だとか。まじか。

「通路挟んで横か、前後でお座りください」と。
2歳児が隣の人に迷惑をかけること必至だったので、結局3席押さえることにしました。思いがけない出費。
これは落とし穴でした。

何はともあれ、米子空港21:30着。

米子空港からは、境港、米子、松江などの街に出ることができますが、
翌日に安来にある足立美術館に行くことに備え、米子に出ることにしました。

バスで移動予定でしたが、レンタカーが思いのほか安かったことと、
島根でレンタカーして、鳥取(米子空港)で乗り捨てると乗り捨て料金もかかるためレンタカーを選択。

21:30という到着時間=閉店時間のレンタカー屋に先に連絡しておいて無事出発となりました。
まもなく無事米子のスマイルホテルにチェックイン。
フロントの方が子どもにキットカットをプレゼントしてくれたり親切でした。

ご飯は、そこら辺のコンビニで調達してきて就寝。

 

1日目:足立美術館の庭園美と出雲大社周辺を満喫

足立美術館

朝に起きて、まず向かった先が足立美術館。

 

駐車場に泊っていたバスからしてすでにもうアートです。

入場料はおとなお1人2300円。正直高い。でも、2年間パスポートで6,000円はお得だな。
小中学生は500円という傾斜のかけ方がなかなか素敵です。
個人的には好きな課金の仕方です。

 

いよいよ中へ。
なんで島根なんて場所にある足立美術館がこんな有名で、
「美術」にあまり興味のない自分ですら行きたいと思ったかっていうと、15年連続庭園日本一。

 

15年ってすごいですよね。
入場料高くしてでも、質をキープして、結果を残し続ける。
観光地のあるべき姿だなぁと感じたりします。

いやぁ一つ一つの景色がホントアートです。

 

庭園を眺めるシルエットすらちょっと絵になる。

 

絵になるっていうか、リアルに絵に見立ててるんですよね。
美術館内を次のスペースに移動します。

 

建物の逆側にも、また立派な庭園が出現。

 

この庭園に面して、日本家屋が建っていたのですがその一室の様子がこちら。
奥の窓。

 

写真だと光が飛んじゃってるけど、こんな感じでそのと風景が見える窓になってます。

 

別の部屋でも同じような構造になってます。

 

それが一枚の掛け軸のような設えです。なるほど~

 

ここに住んで、日々この景色と接していた人はどういう思いでこの景色を眺めていたのだろう。
素敵です。

 

そこにあるスケール感や表現力を含め、
確かに早々に日本一の座は奪われないだろうなと感じました。

右奥にちっちゃい滝が見えたりしていて、スケールが違う。

 

そして綺麗。

 

お茶飲める場所もたくさんありましたが、近くに住んでたら年間パス買って通っちゃいます。

子どもからすると池を覗いているのが唯一楽しかったようでしたが、
大人からすると全体的に贅沢な時間でした。

 

味・皆美「ふじな亭」

足立美術館から出雲大社を目指したのですが、途中でお昼休憩。

子連れでもおすすめ、ということで、地元の人に紹介いただいた味・皆美ふじな亭へ。

 

後から知りましたが、東京にも支店があったんですね。

島根といえば、シジミで有名な宍道湖、ということで、レストランからは宍道湖ビュー!

 

名物のこちらの料理をいただくことにしました。

 

鯛めし。優しい味で美味でした。

 

2歳の娘にはお子さまランチを。うどんとお寿司で。

 

出雲大社

改めて目指したのはこちら。

 

日本一大きいといわれる国旗がある出雲大社です。

畳75枚分、重さにして49㎏にもなるという国旗なので、
街中から近づいていったら、相当遠くからも確認することができました。

国旗掲揚塔が47mあるようですが、古代の本殿の高さは48mだったというから驚きです。
本当にそんな建築あったのでしょうか。

 

ここは神話の国。出雲に入ってからどこか違う空気感がありました。
個人的には、広がる平野と海沿いに囲むように盛り上がった地形も気になりました。

そして、出雲大社についても「ようこそのお参りでございます」という言葉からして、
他の神社との格の違いのようなものを感じました。

 

ちなみに、いずもたいしゃ、とみんな呼びますが、
神社の名前は、いずもおおやしろ、です。

そして、格が違うという点では、祈り方も違います。

「二拝二拍手一拝」が通常の神社の祈り方ですが、二拝四拍手一拝が出雲式です。

しかも、本殿の正面は南向きなのに、殿内の御神座は西向きのため、拝礼する場所も2か所あります。

 

そんな出雲大社といえば、おっきいしめ縄ですが、
ふらっと出雲大社に隣接した駐車場に止めて歩いたら目の前に突如現れました。

 

え、これ?いや、他にもあるのかな。
うん?どうだったっけな?これかな。

 

結論から言うと、大きいしめ縄のある建物が2つ(神楽殿・拝殿)あって、これはそのうちの一つです。
どっちが大きいというわけでもなく、今改めて写真見ると両方の写真が使われてました。
でも、この写真にある神楽殿のやつがいわゆる大しめ縄っぽいです。勘違いする人多そう。

ってっきり、本殿にあるのかと思ってた!

もう一つ言えば、その駐車場から歩くより、
参道途中の駐車場に止めて歩いて参拝したほうが、なんか盛り上がったかなということ。

それはさておき・・・

個々の建物に近づこうとすると砂利でベビーカーが不便ですが、
大体は舗装された道が用意されてたので、ベビーカーでも手軽に参拝できました。

 

鳥居をくぐると、拝殿があります。

ほら、さっきの神楽殿と似てる!ここでもこれが本殿かと思いましたが違います。

 

余りにもしめ縄の印象が強すぎて、他が本堂だとは思ってもいませんでした。

本殿を参拝する正面がこちらの八足門。

 

天皇陛下はじめ、天皇系の名前がずらり。。。

 

一つ中の門(楼門)で参拝している人もいました。
お金を払っての特別な参拝なんだと思います。

 

本殿の建物をぐるっと一周。
これが斜め後ろから見た本殿ですが昔は何十メートルの高さがあったとか信じがたい。
でも、その当時の様子を見てみたい。

 

娘はうさぎを見つけて、よしよし、してました。

 

こちらは改めての神楽殿。さっきの拝殿よりやはりでかいです。
こんなさりげなくあるとは思わないので要注意です!

 

ここでもうさぎ。たくさんうさぎがいました。

 

順番が逆転するようですが、参道を散策しに行きます。
遠くに見える一の鳥居見えます?

 

ものすごい真っすぐした参道がとても気持ち良かったです。

 

ちなみに、一の鳥居はこんな感じ。でかー!

 

二の鳥居は一の鳥居に比べると少し小さめです。

 

そんな二の鳥居の前にスタバがあります。コンセプトストアの一つ。詳細はこちらから。

 

そんな参道では軽く食べ歩きを楽しみました。

 

夕陽を見に海沿い(稲佐の浜、日御碕)へ

出雲大社でウロウロしているうちに時間も夕方に近づいてきたので、
夕陽を見に海沿いに行くことにしました。

まずは、出雲大社から西に直進し、海にぶつかったところの稲佐の浜へ。

ここも神話の舞台。
右の岩が、弁天島と呼ばれ、完全に逆光ですが、岩の上に鳥居があります。

 

きれいー!でも日が沈むまでにはまだ時間がありそう。

海沿いにもうちょっと北を目指してみることにしました。

 

目指すは日御碕神社か日御碕灯台。

どう違うかというと、高台にある灯台と、海すぐ目の前にある神社という違いです。
ほっそーい道でつながっていたので、その気になればすぐ移動できます。

 

天照大御神を祀った日御碕神社。

 

鳥居の先には沈む夕陽が。

 

海面と同じ高さから眺める夕陽もとても綺麗です。

 

でも、せっかくなので、日御碕灯台にもあがってみました。

 

めっちゃ綺麗。思わず夕陽をタイムラプスで撮ってみちゃいました。

 

詰めの甘かったサンセット映像がこちら

 

そして、太陽は沈んでいきました。

 

宿泊は、出雲市駅前のドーミーインにチェックイン。
温泉付きのドーミーイン、夜泣きそばもあるし、朝食も充実しているので、
結構、日本全国でお世話になってます。

夕飯は、出雲市駅近くの座敷がある居酒屋ですませました。

まぁ、可もなく不可もなく。。。
子どもいて、いろいろ気遣ったりしてくれて優しかったし、
座敷で他にお客様いなかったので気軽に食べることができました。

 

2日目:出雲の浜山公園でまるで東京の週末と同じように遊ぶ

ドーミーインが、どう朝食が充実してるかっていうと、結構ご当地モノを出してくれるんですよね。
のどぐろ一夜干しとか、あご野焼きとか、出雲そば、とか、

 

ここで食べたら変に観光地価格で普通の食べなくてもいいんじゃないかと思うくらい。
朝からもりもり食べちゃいました。

 

前日は大人の嗜好に合わせた目的地だったので、
最終日は2歳児に焦点をあててみました。

島根県立浜山公園

 

「公園に行きたい、公園に行きたい」と騒いでいたので、ググってたどり着いたのが島根県立浜山公園。

まじでかい。

 

娘大興奮。こういう公園近くに欲しいわー。
少子化ってホントに進んでるのかな、っていうくらい多くの家族連れがいました。

 

いや~「暮らすように旅をする」ってこういうことなのかもしれない。
めっちゃ日常の風景。

一通り遊び疲れた後、道の駅を目指してみました。

 

道の駅キララ多伎

一見、めっちゃ普通の道の駅なんですけど、全然普通じゃないんです。

 

何がかっていうと、この道の駅からの眺め!

 

ドーンっと日本海が広がっております。

 

オーシャンビューな道の駅、素敵すぎます。

 

ちょっとここいらで腹ごしらえ。

 

まずは、ソフトクリームをゲット。

 

続いて海鮮たこ焼きも。。。
「たこ焼きってそもそもタコだから海鮮だよね。」っていう突込みは置いておいてエビ・ホタテも入ってるみたいです。

 

オーシャンビューソフトクリーム、美味でした。

 

大社駅

道の駅で軽く小腹を満たした後は、
飛行機は羽田発の最終フライトだったので余裕を見て米子に向け出発しました。

しばらく出雲大社にも来ないだろうから、と、途中、大社駅にも立ち寄り。

 

今や一つの観光地ですが、立派な駅舎です。
皇族もここから出雲大社を参拝したのだとか。

 

駅の中も昭和の雰囲気が漂う感じ。

 

いよいよ出雲とはお別れして、米子空港近くの境港に向かうことにしました。
最後は境港でお寿司でもつまもうかな、と。

 

ダイハツのCMで出てきたべた踏み坂「江島大橋」

来た道とは別の道を通り、米子空港に向かいました。

ちょっとこの坂を見てみたかったから。

 

わかります?ダイハツのCMで綾野剛さんが駆け抜けていったあのべた踏み坂です。

 

普通のレンタカーでもべた踏みじゃなくてもいけました。笑

正面から見ると迫力ありますが、少し横から見ると…

 

もっと横から見ると…。

 

こう見ると全然急じゃなさそうなのに、正面から見ると急に見えるから不思議です。

 

ゲゲゲの鬼太郎の境港

さてさて、だいぶ早く着いちゃったのが境港駅です。

 

もう境港=ゲゲゲの鬼太郎っていうくらい、ゲゲゲの鬼太郎押しでびっくりしました。

水木しげるロードは絶賛改装中。

 

でも、もう町を挙げてのゲゲゲの鬼太郎です。

 

店の名前だって、鬼太郎ハウスだし。

 

郵便局だって水木ロード郵便局。

 

自体までおどろおどろしい。

 

ゲゲゲの鬼太郎ファンにはたまらないフォトスポットばかり。

 

どれくらいゲゲゲの鬼太郎ファンが現時点でいるかわかりませんが。

 

アンパンマンロードとかできたらうちの娘そこから離れないだろうなぁ。。。

単に外観だけじゃなく、実物もいましたよ。お化けの。

ほら。

 

これが夕陽を浴びて闊歩してて、せつないなぁって思った親と、まじビビってた娘でした。

お土産だってゲゲゲの鬼太郎仕様。

 

神社だってある。

 

くるくる回せば目玉の親父が出てくるという手の込みよう。

 

ここまでの一点突破もすごいなぁと感心しながら単に散策して境港は終了しました。

 

回転ずしすし若で晩御飯

港といえば海鮮でしょうということで、ネットで調べてすし若さんへ。

 

地元民で大変混雑していました。

微妙にシステムが、くら寿司とかと違って最初は戸惑いましたが、満喫しました。

 

北陸って回転ずしのレベルが高い(料金も応じて高い)けど、
すし若は、まぁ回転ずしっていう感じのデキでした。

子ども連れには気楽で良い。

 

最終米子鬼太郎空港でも記念撮影して終了。

 

週末2泊3日、そんな詰め込み過ぎず、でも充実した週末旅行でした。

次はどこに行こうかな~

コメント

  1. kinoshita より:

    2泊3日の山陰旅行をお楽しみになられた様で何よりです!
    日本初の神社や投入堂などなど山陰には他にもパワースポットといわれる神社もあります、また是非いらして下さい!
    また、もし宜しければ当店の出張リラクゼーションなどは如何でしょうか?