新潟】大地の芸術祭の清津峡トンネルにジャンボタクシーで行ってみた

15.新潟

日頃、国内旅行は、公共交通機関とレンタカーで動くことが多いのですが、
先日は、2家族7人でレンタカーを使わず旅をしてみました

外国人旅行者の多くはこんな気持ちで旅行してるんだろうなってことも垣間見れつつ楽しかったです

越後中里の宿に泊まった翌日、どこに行こうかと調べた結果向かったのは、
大地の芸術祭の舞台でもある清津峡トンネルでした!

最近、THE新潟の写真ってどんな写真だろうと話していて、
あまり、新潟のシンボルっぽい場所ってないよね、と言いながら、話に上がったのが清津峡トンネルでした

ジャンボタクシーで清津峡トンネルへ

当初は、公共交通機関=バスで清津峡に行くつもりでした

でも時間を調べたら、10:30越後湯沢発の次が、13:10発。
帰りは、15:47清津峡発の次が、17:33発。
(南越後観光バスHPにて湯沢 ~ 清津峡 ~ 津南 ~ 森宮野原駅 線を参照)

10:30に乗るのは間に合わなさそうな上に、
13:10発で行くと、帰りの時間も合わなさそう…

…ということで、バスで行くのを諦めました

結果的には、小さい子連れだったので、その判断は正解でした

清津峡のHPにバス停から清津峡の入り口まで30分、と書いてあります
30分なら歩けるかな、とも思ったのですが、
30分の道のりは坂道な上に、入口から展望台までまた歩くことになるので、
大人でも体力と時間の余裕が必要そうな道のりでした

清津峡周辺マップ(出所:清津峡HP

越後湯沢-清津峡はジャンボタクシーで9,000円弱

バスで行けない、となると、タクシーしかないのですが、2家族7人で2台となるとタクシー代も嵩みます

そこで、観光案内所にジャンボタクシーが周辺でないかを尋ねると、
ゆざわ魚沼タクシーなら、ハイエースのジャンボタクシーがあるとのこと

さっそく電話してみたら、タイミングよく、越後湯沢駅まで迎えに来てくれることになりました

片道は9,000円弱、貸切りだと1時間9,500円とのことでしたが、
現地の滞在時間も分からなかったため、片道でお願いすることにしました

結果的には、行き8,500円、帰り8,600円でした
(ジャンボじゃないと片道6000-6500円くらいみたいです)

ちなみに、清津峡の駐車場ではソフトバンクは電波が悪く、
Paypay決済が出来ませんでした・・・注意!

第一駐車場から清津峡渓谷トンネルエントランスはすぐそこ

タクシーで第一駐車場に降ろしてもらうと、
清津峡温泉街を抜けて、すぐに清津峡渓谷トンネルの入り口に辿り着きます

雪解け水の影響もあり、ちょっと怖さも感じる水の流れでした
一部まだ雪が残っているところも!

清津峡渓谷トンネルというと、水鏡の写真が有名ですが、
あの撮影スポットは、トンネルの入り口から約750mのトンネルの先にあります!

いざ、入口で入坑料を支払って出発!(第2展望台が工事中で800円のところが600円でした)

まず目指すは第1・第3展望台

あの撮影スポットを目指し、トンネルの中を進んでいきます

トンネル内はひんやり

スタンプ台があったり、ちょっとした遊び心がトンネル内にも見られます

750mのトンネル通路の先の方に、第1見晴所、第2見晴所、第3見晴所とパノラマステーションがある構造になっています

清津峡渓谷トンネルマップ

そして、やってきた第1展望台

展望台からの風景はというとこんな感じ。
目の前に渓谷が迫っていて、映える写真は撮れないですが、
水流が物凄くて、自然のパワーを目の前に感じることが出来ます

第2展望台はあいにくの工事中で見れなかったのですが、こちらがもう少し先に進んだ第3展望台

覗いた景色は、第1展望台と近かったので、
どちらかというとトンネル自体の方がアートとして映える感じです

清津峡トンネル第3展望台

ちなみに、この第3展望台は、自然の5大要素のうち、火をテーマにしているのだとか

全長750mのトンネルを外界から遮断された潜水艦に見立て、外を望む潜望鏡として途中の見晴らし所と、終点のパノラマステーションで作品を展開する。自然の「5大要素」(木、土、金属、火、水)を利用しながら、建築的な空間とアーティスティックな雰囲気をつくりだし、この歴史あるトンネルを変容させた。人間と自然の関係をあらためて考え、地元の人々、来訪者双方を土地の圧倒的な美しさに再びつなげることを企図している。

越後妻有 大地の芸術祭 HP

パノラマステーション「光の洞窟」

第3展望台を過ぎると間もなく終着点

ちょっと前から、黄色い線が地面に張られています

きっと混雑時のソーシャルディスタンスをとりながら写真撮影を待つ印なんだと思います

あー、空いているときに来てよかった!
結構100m近く手前から印があったような印象でした

トンネルを抜けた先にあるのが、あの風景!

ちなみに、水が張られているのですが、
両サイドはだいぶ浅くなっていてそこを歩いて奥に行くことが出来ます

ただ、他のサイトでは、両サイドが通路のようになっている写真もありましたが、
実際には水深2-3㎝のところを歩く感じで、スニーカーも軽く浸水しました・・・><
(これから温かくなる時期は大丈夫でしょうが、春先や秋は要注意!)

人が歩くので、水面が揺れてしまうのはやむなしです
芸術祭の時はそれに配慮して、通路を作っているのかもしれません

娘も大喜び。家族でも記念に写真をパチリ

写真を撮り終えたら、来た道を戻ります

4月中旬で、足元も濡れてしまったので、足早にエントランスへ

エントランス施設にある足湯スペース

ちなみに、エントランス施設は1階が受付とカフェ、2階が足湯になっています

今はコロナの影響もあり、足湯は一度に7人まで、と制限されていますが、
ここで冷えた体を温めなおすことが出来ました

これも、アートの一環で、素敵な空間ではありましたが、
何を問われていたのかはわかりませんでした。。。

エントランス施設内には、1 階に受付とカフェ、2 階に足湯が誕生する。湯に浸りながら上を見やれば、丸く開いた潜望鏡から自然の景色が差し込む。潜望鏡は、窓か穴か鏡か。我々に何を問うのだろう。

越後妻有 大地の芸術祭 HP

天気も不安定で、雨も降っていたので、
帰りもゆざわ魚沼タクシーさんに電話して、駐車場まで迎えに来てもらって、
越後湯沢駅まで戻りました

雨の中、エントランス施設で足湯につかりながら、タクシーを待てたのも、いい時間の調整でした

大地の芸術祭のシーズンはめちゃめちゃ混んでるんだろうけど、
空いている時期にきて、ゆっくり楽しめてよかったです

参考:清津峡トンネルとは

詳細は、公式HPをご参照ください!
大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレで一躍一般的に有名になったと認識しています

1988年の落石以来、閉鎖されていた清津峡渓谷。
雄大な清津峡の大自然をより安全に観賞していただけるよう、1996年10月に「清津峡渓谷トンネル」が誕生。
2018年4月には、清津峡渓谷トンネルのエントランス施設とトンネル施設を『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018』で、マ・ヤンソン/MADアーキテクツによるアート作品「Tunnel of Light」としてリニューアルしました。
全長は750m。
3ヶ所の見晴所とトンネルの終点となるパノラマステーションからは、素晴らしい峡谷美を堪能することができます。
特に、終点のパノラマステーションでは、峡谷の景色を水鏡で反転させた幻想的なアート空間が広がります。
峡谷美に映えわたる柔らかな新緑、涼やかな清流、鮮やかな紅葉、水墨画のような冬景色。それぞれの季節をお楽しみください。

清津峡HP

参考:清津峡トンネルへの行き方/アクセス

基本的に、もう、車で行くことをお勧めします

バスで30分歩くのは許容できても、バスの本数がだいぶ少ないのはやはり大きなネックです。
片道480円という料金は魅力的ですが。

ジャンボタクシーなら、9人乗れるので、
9人いればタクシーでも1人1,000円を切る計算になるのでお勧めです

ちなみに、行き方という点でもう一つの注意点は、
繁忙期は事前予約が必須になっているということ!

大地の芸術祭は延期になりましたが、
GW・夏休み・紅葉シーズンは事前予約が必須になるので、ご注意ください!

人が少ない写真を撮りたいって思ったら、閑散期に行くのもいいな、と感じました

コメント