ペルー:マチュピチュ】やっと辿り着いた感動の空中都市

ペルー
美しいマチュピチュ

どもども。

リアルタイムでは、
クスコを離れ、途中バスの故障もありつつ24時間超の移動の結果、
リマに戻ってきました。

今回は、前回のマチュピチュの続きです~

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朝5時、マチュピチュ行のバスには長蛇の列

マチュピチュ村で一晩を明かした僕たちは、
翌朝5時に宿を出て、マチュピチュ行のバス停に向かいました。

僕たちがこの時間に出発した理由はただ一つ。
ワイナピチュの登山開始時間が7時~8時の間と決められていたからでした。

ワイナピチュとは、マチュピチュの奥に見えている山です。
現時点では1日400人限定で登ることが出来るのですが、
7時~8時の間に200人、10時~11時の間に200人が登り始めることになっています。
‐予約は3日~1週間後までいっぱいになるくらいの人気です
machupicchu

朝5時。
あたりは真っ暗ですが、バス停には既に長蛇の列が出来ていました。
ちなみに、バスの始発は5時半です。
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通常は10分おきとのことですが、
朝一は、次から次にバスが来たのですぐに乗ることが出来ました。

ちなみに、バスに乗って、途中歩いている人も見かけましたが、
さすがに片手で数えられるくらいでした。

絵になる空中都市マチュピチュとご対面

いろは坂レベルの坂をバスで登ること30分弱。
6時頃マチュピチュの入口に到着しました。

入口付近に超高級ホテルがありますが、名実ともに雲の上の存在。

マチュピチュの入口も、また行列でした。
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入口ではパスポートと名前のチェックをし、いざマチュピチュへ!
歩くこと5分くらいで、あっけなく姿を現した「マチュピチュ」
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正直なところ、あれ…?ってくらいあっけない登場の仕方。
なんだか、写真で見ていたモノが、目の前にあることがまだ信じられない。

ちょっと離れたところから3泊4日かけてマチュピチュを目指す「インカトレイル」っていうツアーが、
数ヶ月先まで予約いっぱいなくらいの人気なんだけど、
「めちゃめちゃ疲れるけど、その分、目にしたマチュピチュは凄い感動的だ」というのが参加者の話。

ちょっとマッチポンプ的だけど、
確かに、道中大変にした方が、感動は大きくなるかもね、と思いました。

とりあえず、少し移動して、記念撮影を。
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ウユニもそうだったけど、実物がめちゃめちゃ魅力的な風景って、
写真に撮ってもホント絵になります。

プロの写真家が撮ると、どの風景も素敵に見えるけど、
素人が撮った写真でも素敵に見える場所って間違いないんだと思うんです。

ワイナピチュの時間を気にしながらも、
あちこちで写真を撮りながら、登山口を目指して進んでいきました。
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ワイナピチュの上で見たものは…

ワイナピチュの登山口到着は7時20分ごろ。
入口で入山届を済ませ、登山を開始。
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道中、若干急な傾斜を登り、頂上までのラストは、石で積まれた遺跡の中を進んでいきます。
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マチュピチュも然ることながら、誰がどうやってこんなとこに作ったんだろう。
そんなことを想いながら、40‐50分くらいで頂上に到着。
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頂上から見たマチュピチュは…
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…霧?雲?の中。

頂上で霧が晴れるのを多くの観光客と一緒に待っていたのですが、
なんとワイナピチュの頂上で突然プロポーズを敢行した男性が!!
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見事、プロポーズ成功し、周りにいた皆が拍手で祝福。
とても暖かい雰囲気に包まれたのでした。
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待つこと1時間程。9時過ぎに徐々に霧が晴れてきました。
遠く下に見えるマチュピチュ。
結構登ってきたことを実感できます。
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ここに遺跡を作った人は、どんな思いでマチュピチュを眺めていたんだろう。

そんなことに想い馳せながら、
しばらくワイナピチュの頂上や道中からマチュピチュを眺めていました。
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一通り写真撮影もしたのち下山。
月の神殿に行こうか、少し悩みましたが、結局立ち寄らずにマチュピチュへと戻りました。
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ワイナピチュ。
7時からと10時からのどちらがいいか決める際、
色々な人のブログを参考にさせていただきました。

<登りやすさ>
・7時>10時
‐登るときに降りてくる人がいなくて登りやすい
‐陽が登る前の方が暑くなくて登りやすい
<上からの景色>
・10時>7時
‐朝一は霧がかかってマチュピチュが見えない可能性がある

結果、僕たちは7時を選んだのですが、
7時のデメリットだった霧も、逆に霧が晴れて行く瞬間を見れて良かったなと思ってます。
(時間がなく、何も見えずに降りて行く旅行客もいたので時間次第ですが…)

見ていて飽きることのないマチュピチュ

ワイナピチュを下山した僕たちは、一度外に出て昼飯を食べました。

高いとは聞いてたけど、確かに高かった売店のお値段。
村では6ソル(≒240円)で飲める瓶ビールが、16ソル(≒640円)。

それでも飲んじゃうんですけどね。

しばしのお昼休憩の後、再びのマチュピチュへ。
名前のチェックを受ければ、当日中の再入場は可能です。

それにしてもマチュピチュ。
見れば見るほど、惹きこまれていく魅力があります。
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どうやって誰がなんでこんなところに作ったんだろう。
最初に見つけた人の感動ってもの凄いものだったんだろうな。

風に吹かれながら、ずーっと見ていられる風景です。

ちなみにマチュピチュ、発見されて、100年ちょっとしか経ってないんです。
逆に言えば、まだ未開の遺跡ってどこかにあるかもしれないなとか思うと、
それもまたロマンです。

そして、そんな素敵な風景をバックに、
場所を変えながら色んな写真を撮ってみました。
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絵になる!!

昨日、歩いてきた橋も眼下に見下ろすことが出来ます。
逆に、見上げればマチュピチュが見れたのか!と思うと気になるところです。
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写真を撮って遊んだ後、遺跡を回っていたら、あっという間に閉場時間の5時に。
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5時が近くなるとレンジャーが観光客を追い出しにかかります。
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ワイナピチュとマチュピチュの遺跡にしか行かなかったのに、
時間が経つのは早いものです。

1日じゃ足りない。もう少しいたかったマチュピチュ遺跡でした。

ちなみに1:マチュピチュ村の温泉

マチュピチュ村、駅の名前はアグアスカリエンテスですが、
これは、アグアス=水、カリエンテス=熱い、という名前の通り、
この村には温泉があります。

ということで、行ってきた温泉。
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まぁ経験として良かったですけど、次回は行かなくてもいいですかね。
水着着用の上、10ソルの入湯料で入ることが出来ます。
-色は濁ってて清潔感はあまり感じない(温泉の濁りかは不明)
-比較的熱い温泉にはめちゃめちゃ人が集まっている。とはいえ、37度~38度?

外国人の観光客が多くいて、(いちゃいちゃしてる人も多くいて、)人気でしたが、
日本の温泉をもっと前面に売り出していきたいなと思いました。

▼参考までに昼の写真
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ちなみに2:オリャンタイタンボの遺跡

帰りに、オリャンタイタンボの駅で降りて、少し観光してきました。
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とはいえ、オリャンタイタンボの遺跡に入るには70ソルかかるというので、
遺跡と街を一望できる向かいの山に登ってみることにしました。
-70ソルは他の遺跡と合わせた共通のチケット
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オリャンタイタンボの遺跡と街を一望
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青空も綺麗でとても素敵な空間でした。
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お洒落カフェでは、珍しいコカビールをオーダー。
これを飲むと高山病になりにくいんだとか。味は酸っぱかったです。
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最後は、乗合タクシー1人8ソル(≒320円)でクスコに戻りました。

<まとめ>

【マチュピチュにかかったお金(1人当たり。1ソル≒40円)】
■入場料
・152ソル(マチュピチュ+ワイナピチュ)

■交通費
・54USドル+96ソル
-クスコ⇒水力発電所(乗合バス):40ソル
-マチュピチュ村⇔マチュピチュ(シャトルバス):48ソル
-マチュピチュ村⇒オリャンタイタンボ(列車):54USドル
-オリャンタイタンボ⇒クスコ(乗合タクシー):8ソル

■その他
・約100ソル
‐宿泊費:11ソル×2泊=22ソル
‐温泉:10ソル
‐食費:70ソル

【マチュピチュのチケット購入サイト】
http://www.machupicchu.gob.pe/
→僕たちは空き状況の確認に使いました。
→決済では、使えないカードが沢山あり、国立銀行で支払わないといけないという
話もあるので注意が必要です

【タイムスケジュール】
行き方はこちらから⇒『クスコ⇒マチュピチュの行き方』
■1日目:
・7時半 クスコのアルマス広場集合で乗合バス出発
・12時頃 途中の街で昼食
・15時半 水力発電所に到着トレッキング開始
・18時半 マチュピチュ村に到着
-マチュピチュ行のバスチケット購入
-宿を探してチェックイン
■2日目:
・5時半 シャトルバスでマチュピチュ村からマチュピチュへ
・7時半 ワイナピチュ登頂開始
・17時 シャトルバスでマチュピチュからマチュピチュ村へ
■3日目:
・9時頃 マチュピチュ村からオリャンタイタンボへ電車で移動
・11時頃 オリャンタイタンボ到着 オリャンタイタンボ観光s
・16時頃 乗合タクシーをつかまえ、クスコへ
・18時頃 クスコ着

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