さぁ、ポーランド!と思って、
バスターミナルにチケット買いに行ったら、まさかの翌日分が売り切れ…。
と言うことで、もう一日、ベルリンに残留することになりました。
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雨でいかんせん宿に閉じこもることの多かったベルリンでしたが、
夜行バスで出発するまさにその日、少し天気が回復したので出かけてきました。
向かった先は、ポツダム。
ベルリンの中にもポツダム広場と言う場所がありますが、
そこではなく、ドイツから30キロ離れたポツダムという街です。
そう。
そしてここは、「ポツダム宣言」でも有名な、
ポツダム会議の開かれた街でもあります。
歴史を勉強したときに耳にした街だったし、
これからポーランドでアウシュビッツ見に行く前に、
もう一つ第二次世界大戦で重要な舞台となった場所を見ておこうかなと思ったのです。
ポツダムは、「宮殿群と公園群」が世界遺産に登録されるような、緑の多い街でした。
トラムに乗ったり、シティツアーに申し込めば楽なんでしょうけど、
せっかくの機会なので、僕たちはひたすらに歩きました。
こちらは、プロイセン王国のフリードリヒ大王が造営したという「サンスーシ宮殿」のある公園
そして、もう一つの見所はそこから30分強歩いたところにある
ポツダム会談の舞台「ツェツィーリエンホーフ宮殿」
ここが歴史の舞台となった場所かと思うと感慨深いものがありました。
「観光」というと第二次世界大戦の色が濃かったベルリンとポツダム。
自然と口数少なくなる、重い空気。
なんだか、テンションがあがらないのは、
天気のせいだけでなく、こうした場所だから当然なのでしょう。
もちろん日本が負けていい思い出ではないというのもあるけど、
なんでそんな道に歩みを進めてしまったのだろうということを考えさせられる場所でした。
アウシュビッツは、この比じゃないのだろうけど。
今感じることをそのままに受け止めたい。
散歩好きな僕たちでも結構疲れたので、
全てを歩くことはあまりお勧めしませんが、
のんびり滞在して街歩きしながら過ごすというのも
公園多し気持ちよさそうな場所だなと思いました。
さて、今度こそ次は、ポーランドのクラクフへ。
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