アメリカ】アメリカの国立公園でいいなと思った取組

どもども。

観光についてみてきます」と言った割に、
まったくそれに対する考察を載せてきませんでした。

っていうか、オーストラリアはとっても観光が整備されており、強く刺激を受けたのですけども、
インド・ネパールや中南米は、良くも悪くも自然そのまま、ほったらかし、って感じでした。
それはそれで楽しい刺激があって、旅人を惹きつけるってあたりが面白いんですけどね。

残すとこ4ヵ月ほどなんですけど、
備忘録的に、いいな~って思ったことや、気付きを記しておきたいなと思います。

アメリカは、オーストラリア同様、観光の整備が進んだ国でした。

ニューヨークは溢れんばかりの観光客。
それも凄いなと思ったのですが、一番いいな~と思ったのは国立公園の取り組みでした。

1.統一された分かりやすいパンフレット

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どこの公園に行っても、パンフレット+新聞の2種類が入口で貰えます。
中には、日本語対応のモノもあったり、多言語に対応!
地図に始まり、トレッキングコースや見どころなど、
公園での楽しみ方が書いてあるので、不自由なく満喫することが出来ます!

デザインも統一した横串の取り組みって、
2個目に行く時にぐっと理解するハードルが低くなるし、いいなって思いました。

2.制覇したくなるスタンプラリー

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国立公園のビジターセンターには、大抵無料のスタンプが置いてあります。
いつ、どこに行ったのか、スタンプを見れば一目瞭然。
お土産屋にはスタンプ帳も売っていて各全公園分のページがあります。

僕たちは、なぜかパスポートにスタンプを押していましたが、
全国立公園を制覇したくなるような、単純だけどいい仕組みだなと思いました。

3.料金メリット+αの国立公園年間パス

例えばグランドキャニオンに車で入っていくと、1回(1週間)25ドルかかるのですが、
国立公園の年間パスなら、80ドルで1年間有効なパスを手に入れることが出来ます。
国立公園の多いアメリカ。3-4つ回れば元を取れると考えればとってもお得なパスです。

それに加えて、このパスが面白いのは、裏面に2人分の名前を書く欄があり、
1回までに限り譲渡可能だということ。

この「1回までに限り譲渡可能」というのがミソです。

何回も譲渡可能だったら収益を圧迫する。
ただ、1回譲渡可能にすることにより、
 -より価格メリットが感じられ年間パスの売り上げが増える。
 -人から人への口コミで新規に国立公園の訪問者が増える。
他にもいろんなメリットがある気がします。

以上、そもそも日本で有料の公園って少ないですが、
こんな仕組みはアレンジしたらうまくいくんじゃないかなと思ったところでした。

アメリカも観光整ってたけど、ヨーロッパも整備されているイメージ!
これから回るヨーロッパが楽しみです。

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