インド:カジュラホ】世界遺産なエロス寺院

もう先月末のことになりますが、
嫁がカジュラホ-バラナシ間の夜行列車についてアップしたところで、
カジュラホについてアルバムを更新しました〜!

▼アルバムはこちらから

アジャンタやエローラの石窟院には行かなかったのですが、
カジュラホは複数の知人が勧めていたので、足を伸ばしてみました!!

ぱっと見、普通の寺院のようですが、
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よくよく見ると、繊細な彫刻がなされていて、、、
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よくよくよく見ると、欲望の塊を絵に描いたような彫刻でした
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で、これが、なんと世界遺産だったりします

なんで、こんな彫刻になったのか

一説によると、
バラモンの若者のための性の手引書の役割を果たしているだとか、
雨の神インドラをなだめて寺を雷から守るためのものだとか、言われてます

後者の説は、
インドラは色好みの老神で、この彫刻を覗き見したくてたまらないから、
自分のお楽しみの種である彫刻が傷付くのは嫌だろう、と言うことらしい

「説」とは言え、勝手にそんな仮説をたてられ、
雨の神様も可哀想だなぁと思いながら、見ていました

どこで何言われるかわからないですよね。。。

もっと説得力あるのは、
「基本的本能を満足させることが、世人の邪心を超越し、悟りを開く一つの手段だ」
という教えを説いているタントラ派の象徴だ、とする説らしいです

この宗派では、
「肉体的快楽」と「精神的修養」は解脱を求める上で、
同じくらい有効な手段と考えられていたようです

うん、こっちの方が、
神様をエロじじい呼ばわりするよりは、説得力ある気がします

そんな世界遺産のエロス寺院でした!!

<アクセス>
(到着時:アグラより)
・アグラカントメント駅(23:20発)から夜行列車でカジュラホ駅(翌6:40頃着)へ
・カジュラホの駅についたらオートリクシャでホテル迄
-事前に値段の相場を聞いていたため、すんなり交渉成立
-ぼってきそうな奴には「インド人の友達がxxルピーって言ってた」と言うと効果的!?

(出発時:バラナシへ)
・サトナ駅まで、車で3時間弱(怪しい旅行代理店にそう組まれてしまいました。。。)
・サトナから夜行列車でバラナシへ

<滞在期間>
1泊2日(早朝着、午後発)
-小さな街なので、寺院だけみるのであれば、1泊2日で十分
-周りの国立公園に足を伸ばすのであれば、もう1、2泊してもいいかも

<カジュラホでの移動方法>
徒歩
-オートリクシャ、タクシー、自転車等ありますが、別に徒歩で事足りました

<ジャンプ>
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