あの世界的に有名なラムのブランド、バカルディも昔はキューバのお酒だったって知ってました?
ま、そもそも僕は、バカルディがどこのお酒かすら
キューバに来るまで知らなかったんですけどね^^;
昔はバカルディ一族はサトウキビの製造の盛んなキューバでラムの生産を行っていたようです。
それが、キューバ革命の影響で、バカルディ一族はプエルト・リコへ亡命。
「バカルディ」の生産もプエルト・リコへと移っていきました。
「バカルディ」がプエルト・リコに移ってからは、
キューバには「ハバナ・クラブ」として名を変えて残ることとなりました。
「ハバナ・クラブ」も世界に流通するラムのブランドですが、
キューバには世界に流通しないまでも沢山の地酒ならぬ地ラムがあります。
僕たちに身近なラム・コークは別称キューバ・リバー、クーバリブレなどと呼ばれます。
他にもモヒートやダイキリ、ピナコラーダなど、
ラムを使ったカクテルはキューバでよく見かけます!
日本が、日本酒・焼酎・泡盛の国なら、キューバはラムの国です!
(歴史の関係で、お店にはロシア語の記されたウォッカがあるのも興味深いとこですが。)
ちなみに、なんでラム・コークをキューバ・リバーと言うかと言うと、
背景にはキューバの独立戦争の歴史があるようです。
独立戦争の際に、
合言葉として「Viva Cuba Libre(キューバの自由万歳)」が良く使われていました。
キューバの独立にあたっては、米西戦争においてアメリカが勝利したことで、
スペインから独立した1つの歴史がスタートすることになります。
1898年8月、キューバ独立に貢献した1人のアメリカ人将校がハバナのバーで、
アメリカのコカ・コーラとキューバのバカルディを混ぜたドリンクを思いつき、
皆がそのドリンク片手に、『Cuba Libre!』と乾杯したのがキューバリバー誕生の由来と言われてます。
へぇへぇ
そんなこんな現地のお酒を嗜もうということで、
キューバでラムの飲み比べもしてみました。
各銘柄の「Anejo」と呼ばれる色がついているラムの飲み比べ。
2人で晩酌の為に買って飲んでるだけなので、数は限られますが、ご参考までに。
日本で売ってるか確認できてませんが、
是非キューバに来たら、Santiago de Cubaがお勧めです!
Habana Club】
3.4CUC(200ml)
アルコール度数38%
後味に若干アルコールの味が残ります。
Santiago de CubaとRon Varaderoの中間と言う印象だったラム。
ブランド力ではNo1.。商品ラインナップも広くお手頃なラムかもしれません。
Santiago de Cuba】
7.6CUC(700ml)
3.8CUC(200ml)
アルコール度数:38%
凄いまろやかな味で、サトウキビのお酒と言うのが伝わる甘みのある味でした。
アルコールの後味も強くなく、ストレートで飲んでも何度も飲みたくなる魅力を感じでした。
後味もとても良かったです。
Ron Varadero 7 Anos】
7.6CUC
アルコール度数:38%
後味が結構アルコールの匂いが強かったです。
よく言えば力強い、悪く言えばとげとげしさのある味でした。次は買わないかな。
ラムコークにすると、コーラの甘さがちょうどよくなり、お酒の強さもあり、まだいい感じでした。
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