UAE:ドバイ】オイルないのに凄い栄えっぷり

ヨルダンを出た僕たちはUAEのドバイにやって来ました。

UAEは1か国目に訪問したインドのちょっと西。。。

より大きな地図で せかいつながる行程 を表示

大分終わりが近づいてきた感を感じました。

「中東」と言えど一括りではない

中東は、
ヨルダン、イスラエル、パレスチナに続いて4か国目。

訪問するまで、
「中東」っていうと僕の中ではホント一括りだったんですよね。

「イスラム」「怪しい」「女性は黒ずくめ」
「紛争が絶えない」「テロの根源がそこにある」
「オイルマネーで潤っている」「石油王」
「暑い」「暑過ぎる」

全ての国にそれがあてはまると思ってました。

でも、実際訪問してみると違いました。

まぁもちろん怪しい人なんてそんないないし、
ヨルダンもイスラエルもパレスチナも石油が取れなかったり、
暑いどころか11月にもなると寒いくらいだったり。

そんな中、降り立ったドバイは暑かった!
イメージ通りの「中東」の暑さ。

聞くと、夏場は50度近くまで上がるため、
やっとこの時期からが観光ベストシーズンとのこと。

そして、街中の高層ビル群!!
IMGP2917.JPG

オイルマネーのプンプンするこの豪華さ。

ただ、ドバイは外国人の比率も高く、黒ずくめの女性は少なかったり、
ホント「中東」と一括りで片づけてはいけないなと感じたのでした。

実はオイルの取れないドバイ

UAEはこの旅初めての産油国でした。
そしてこのバブル感あふれる感じ。
IMGP2882.JPG

IMGP2885.JPG

IMGP2873.JPG

IMGP2901.JPG

世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファもドバイにあります。
IMGP2877.JPG

みんな屈んで撮っているのに、
中々全景が収まりきらないくらいの高さがあります。

ショッピングモールに行けば、ベンツなんかは当たり前、
ロールスロイスに、複数のランボルギーニなんて簡単に見かけます。

「これがオイルマネーの力か」と思ったのですが、
またまた意外だったのは、聞くとドバイって石油取れないんですね。

国で取れれば関係ないでしょって思いますが、
UAEってアラブ首長国連邦(United Arab Emirates)といって、
各首長国の集まりなのです。

ドバイ首長国やアブダビ首長国が集まって、UAEを構成しています。

基本的には別の国です。
そんなわけで、
ドバイ首長国自体は直接石油の恩恵は受けていない訳です。

なのに、こう繁栄してる。

どうも、ドバイは空港のハブ化をしたり、
海外企業の誘致をしたりと、それなりの努力をしたみたいです。

ただ、オイルが取れない故に、
数年前の金融危機では煽りをもろに喰らって堪えきれず、
いくつかの巨大プロジェクトがとん挫してしまったりしています。

海の上に「ザ・ワールド」と称した、
世界地図を模した人工島を建設していたのですがそれもとん挫。

ブルジュ・ハリファも当時建設中でとん挫しかけたみたいですが、
アブダビ首長国がお金を出してくれたおかげで完成に至ったようです。

結果、ホントはブルジュ・ドバイって建物名だったのに、
アブダビ首長の名を冠したブルジュ・ハリファって名前に変えさせられたとか。

こんなところでちょびっとオイルの力を感じさせられました。

ドバイの今

そんなこんなドバイ・ショックがあって、
一時翳りが見えたと言われたドバイ。

今どうなってたかっていうと、
めっちゃいろんな建物の建設が続いていました!

とん挫していたもう一つのパームツリーの人工島も再開しているとか。
高層ビルとかも絶賛建設中。

2020のEXPO招致もしているみたいで、
決まればさらに勢いが付きそうな雰囲気。

建設は進んでいるのに、業者への支払いが一部されていないという話も聞きましたが、
なんだかめっちゃバブルな感じだなぁと思いました。

いつまでこういうのって続くんでしょうね。
IMGP2913.JPG

IMGP2919.JPG

でも、帰りの空港で、
リアル石油王っぽい人とかをたくさん見かけて、
石油が取れなくても、石油のお金を落としてもらえる街づくりをすれば、
経済が回るんじゃないかとか思ったりしました。

日本ももっと食事や祈祷場所などイスラム対策をして誘致すれば、
もっとイスラム圏からも人が来て貰えたりするんじゃないかなってね。

サウジアラビア、イラン、イラク、オマーン、カタールとか、
他の中東諸国を回れば、そこらへんも見えたりして面白いかなと思いましたが、
今回はこれにて中東は終了!

さぁ次はイタリアっていく前に、
ドバイから足を延ばした産油国アブダビ首長国について、次回お届けします~。

IMGP2997.JPG

コメント