日本橋って名前は聞くけど、あまり街のイメージがない。
そういう方も多いと思います。
自分自身、東京の西側に住んでいた時はそうでした。
でも、東側に住むようになり、足を運ぶ機会が増えました。
この街、面白い!
そんな日本橋のおすすめの観光コース・見どころスポットをまとめてみました。
今度の週末は、日本橋にでも足を運んでみてはいかがでしょうか?
江戸老舗めぐり
日本橋の街も、再開発が進み、だいぶ老舗感が薄れていますが、
街を歩けば100年超級のお店に出会えます。
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中でも今は豊洲に移ってしまった魚市場が、
築地の前は日本橋にあったことの名残で、乾物屋や練り物屋の老舗感はすごいです。
乾物で言えば、300年超のにんべんさん、300年弱の八木長本店さん。
練り物で言えば、300年超の神茂さん。
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老舗っていうと、少し敷居が高い印象もありますが、そんなこともありません。
にんべんさんは、出汁BARという、出汁が飲めるスタンドをやっていて、
気軽に老舗の味を楽しむことができます。
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玉子焼きなどのフードもあれば、出汁だけ、100円で飲むこともできます。
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お手軽!今風!
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それにしても、出汁だけって飲んだことあります?
あぁみそ汁とかのベースの出汁ってこういう味なんだぁと料理を知るきっかけにはなります。
そして、テーブルにある醤油または塩で味付けしてみて、
あぁこういう出汁にこう味が重なってあぁいう味になるのか、という楽しみもあります。
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老舗の伝統を守りながらも、時代に合わせて変化していく。
それが老舗が生き続ける秘訣なんだと思います。
創業160年超の山本海苔も外観は格式があります。
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店内はいるとキティちゃんとのコラボ商品がたくさん並んででほっこりします。
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建物自体は、建て替わってしまっているので、
うっかりするとどこが老舗かわからなくなってしまうくらいです。
ある一定年齢以上の方には、
「カステラ一番、電話は2番、三時のおやつは文明堂」でお馴染み文明堂も日本橋にあります。
なんで電話は2番かっていうと、電話番号が2番だったようです。
今は11桁もありますが、このあたりからもちょー老舗感が出ています!
建物からは出ていないですが、、、
そんなこんな、老舗を楽しみたい方は、
老舗の寿司屋、鰻屋、天ぷらや、蕎麦屋で舌鼓をうつもよし、
食や職人の技の効いたお土産を探してみるのもよし、
もう一歩、日本橋人形町の方で街歩きを楽しむもよし、
なかなか奥の深い世界です。
(こちらのサイトに、日本橋の100年超の老舗が綺麗にまとまってました。)
日本全国アンテナショップめぐり
いやいや、そうはいっても老舗は敷居が高そうだし興味がない。
老舗って言っても、見た目新しくなってたら、趣がない。
なーんて方にお勧めしたいのが、アンテナショップ巡りです。
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東京は新橋から、銀座、八重洲、日本橋に至るまでが、
日本全国のアンテナショップの集積地です。
中でも、日本橋は、江戸時代には、魚河岸があったとともに、
五街道(東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道)の起点でもありました。
つまりは陸上・水上の交通の要だったということです!
アステラスや武田など、製薬会社も日本橋に多くありますが、
江戸時代に、そのエリアが薬関係者の場所と定められたこともありますが、
富山の薬売りなどが船でやってきて、取引で栄えた、という話も耳にしました。
そんな日本の中心だった日本橋で、
アンテナショップを通じて日本各地の様子を垣間見るというのも
一つの楽しみ方かな、と思います。
アンテナショップに行って、気になったらぜひその県に旅しちゃいましょう。
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ただ、一言でアンテナショップと言っても、
力の入れようや運営形態、内容は県によってまちまちです。
個人的には富山県や福島県のアンテナショップに足を運ぶことが多いです。
富山県アンテナショップ「日本橋とやま館」
日本橋のたもとにあるのが、日本橋とやま館
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新しいアンテナショップで内装もお洒落です。
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ここに行くのはずばりお酒の飲み比べが手ごろだから。
昼下がりからぷらっと一杯いかがでしょう。
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福島県アンテナショップ「MIDETTE」
もう一つよく立ち寄るのはふくしま館。
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こちらは、日本橋のはずれ。大分神田側にあります。
ここも、、、お酒の飲み比べが手ごろだから><
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いろんなアンテナショップがあって日本まるごと楽しめるので、
是非めぐってみてはいかがでしょうか。
富山・福島、以外にも、
新潟、島根、奈良、三重、滋賀、長崎などが日本橋では楽しむことが出来ます。
デパート・商業施設めぐり
老舗とか、アンテナショップとかでなく、
もっと大衆受けしそうなのは、デパート・商業施設だと思います。
なにせ、まずは二大デパートがあります。
高島屋。
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そして、三越。
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最近、高島屋の新館もでき、三越も隈研吾さんデザインで内装が一新しました。
コレド日本橋、映画館もあるコレド室町に加え、
2019年秋には、
アジアで最高にイケてる台湾発の書店「誠品生活」が入るコレド室町テラスも開業します。
これまで、買い物といえば、銀座や新宿のイメージが強かったですが、
オードリーとかこのエリアでしか買えない超人気店もあったりして、
これからは日本橋の存在感がガンガン上がっていく予感がします。
ちなみに、コレドって、Core+Edoの造語で、江戸の中心ということだそうです。
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へぇへぇ!
橋を挟んでコンパクトに楽しめますし、
単に買い物、というだけでなく、
三越も高島屋も国の重要文化財に指定されており、
見て楽しむ、ということでもその価値があるコースです。
建築・美術館・博物館めぐり
重要文化財つながりでいくと、三越や高島屋だけでなく、
日本橋そのものを始め、日本銀行、三井本館と、
この日本橋エリアに明治から昭和初期に創られた5つの国の重要文化財があります。
ちなみに、こちらが日本銀行。
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正面からじゃわかりませんが上から見ると「円」という漢字の形をしているらしいです。
そんな日銀本館の正面には貨幣博物館があります。
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貨幣に関する様々な資料を見れるだけでなく、
お札せんべいといった小洒落た(?)お土産を買うことができます。
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そして、三井本館の中には、三井記念美術館が入っており、
巨大財閥だった三井家が集めてきた美術品が展示されています。
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高島屋・三越は、デパートとしてだけでなく、建築的な楽しみ方があり、
日本銀行や三井本店は、文化遺産としてだけでなく、博物館・美術館的楽しみ方がある。
では、「日本橋」そのものはどう楽しむのが良いでしょうか。
日本橋船着場からのリバークルーズ
もちろん、日本橋の橋を渡り、
道路元標を見たり、
魚河岸の跡地の碑を見たり、
麒麟像を見たりするのも良いですが、
おすすめは別の視点から見ることです!
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日本橋の橋のたもとに、日本橋船着場があるのをご存知ですか?
現在の20代目の日本橋ができて100周年を迎えた2011年に船着場が完成しました。
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そこから一般の人も手軽にリバークルーズを楽しむことができます。
1923年、東京大震災の時、
燃えた船が日本橋にぶつかり、そのままずっと燃え続けたと言われています。
その影響で橋の裏側の石は、今もただれ、黒く焦げていたりします。
そんな姿を見ることができます。
コースは、東京湾を目指すコースやその他いろいろあるのですが、
個人的には、東京湾に出るコースなら、浅草・お台場・浜離宮からも乗れるので、
おすすめは日本橋川・神田川を巡るコースです。
日本橋川を登ると、江戸城の石垣を見ることができ、当時の各地の大名の苦労が窺い知れます。
神田川を巡ると、第二次世界対戦の際に空襲で橋に穴が開いた様子が、裏から見るとまだ残っています。
衝撃。
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個人的には、特に、御茶ノ水渓谷が好きです。
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御茶ノ水駅利用した方なら、だいぶ下に外堀があるのをご存知かと思います。
あそこを通れます!
コンクリートジャングルも走り抜けられます。
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ではどうやったら乗れるのか。
こちらの日本橋舟運案内のホームページを見ると色々な会社があるのですが、
個人的なおすすめは3つです。
安さを求めるなら、東京湾クルージング。
プライベート感を求めるなら、Tokyo Water Taxiあるいはみづはといったところでしょうか。
ちなみに、潮の満ち引きの関係で、
貸し切りでも入れる時間と入れない時間があるので、ご注意を!
東京湾クルージング
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- ホームページは見づらいけど選ぶは神田川クルーズ90分:2500円
- 定員40名と大きめの団体ツアーのため、安価で参加可能
- 事前決済不可。当日30分前集合の現地決済。というのは不便・・・
- 当日予約も可能。空き状況はHPあるいは直近はtwitterで
- いいガイドさんだと都会のジャングルクルーズ気分
Tokyo Water Taxi
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- 黄色くポップな船体が特徴のTokyo Water Taxi
- 定員は6-8名と小さめ。1時間当たりの貸切運賃
- 名前のとおり船着場があればTaxiのような自由な移動が可能
- 事前決済可能
- 船員はいるけど、ガイド力は「ガイドさん」=案内はしてくれる人って感じでエンターテナーではない
みづは
- Tokyo Water Taxiより落ち着いた雰囲気の和モダンみづは
(個人的には日本橋の雰囲気にピッタリ!) - 定員は12名で小さめ。1時間当たりの貸切運賃。少人数だと少し高めになるが雰囲気は◎
- 冬の寒い時期もこたつ船などで逆手に取って楽しむことが出来る小回りさもウリ
- 船員さんは英語対応も可能
行けてないので、お勧めできませんが、
個人的には神田川の暗渠に入れるツアーが気になっているので、
今度訪問したら、またレポートします。
そんなこんなで、見どころ満載日本橋!
今週末のお出かけにいかがでしょう。
せっかくなら日本橋周辺に泊まって満喫しよう
一度は泊まってみたい憧れの5つ星
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まさに日本橋の街の中に滞在
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