福島県双葉町】アートで再生!FUTABA Art District

07.福島

福島県、双葉町
福島第一原子力発電所があった町で、今日時点で、居住者は0名

まだ人が住めない街ですが、
2020年3月に常磐線の全線開通のタイミングで双葉駅も再オープンし、
2022年には、人が住めるよう復興の工事を進めてるエリアでもあります

そんな街に、2020年3月以降、度々足を運んでいます

2020年3月の時の様子。右側の建物は、数ヶ月後に解体に

日々変わる街並み、街中の建物も、感覚的には三分の2程度がこの一年で解体された気がします
そんな中、足を運ぶたびに、すごいワクワクする取り組みが進んでいます

それが、「FUTABA Art District」
http://www.overalls.jp/cn1/futaba-top.html

2020年9月に訪れた際に、
駅前にグラフィックアートが壁に描かれていたのをストーリーに投稿したら、
友人から、「情熱大陸で取り上げられたやつじゃん!」とコメントをもらいプロジェクトのことを知りました

ここにあったJOE’S MANという飲食店。
避難することになり、三軒茶屋でJOE’S MAN2号というお店を開いていたということ。
そこに訪れたOVERALLsというアーティストとの縁でこの作品が描かれたこと。

JOE’S MAN2号が昔住んでいた太子堂の家の近くだったこともなんだか縁を感じました

11月に足を運んだら、HERE WE GOの隣に、新しい絵が描かれてました

モデルは誰なのか?とか、絵の説明は、公式サイトに詳細に書かれているので省きます

行くたびに、違う発見がある、新しいアートがあるってワクワクします

12月には、ちょうど新作を描いているところに出くわしました

メディアを含め、多くの方が書いている様子を見ていました
作品を重ねるごとに、注目度が上がっている雰囲気を感じました

完成した3作目がこちら(解説は公式サイトから)

そうこうして、年が明けて、3月になったら、3作目がアップデートされてました

すごいテンポで変わっていく

これまでは、駅前の一帯を中心に描かれていた絵でしたが、
2021年3月11日前後のタイミングで、海側の伝承館近くのある企業の施設の壁に大作が誕生してました

この絵に込められてる想い、裏にあるストーリーも素敵なんですよ

ゲストと一緒にここに行って、みんなで集合写真撮りたい

さらに!

聖火リレーのタイミングに合わせたのか、駅前の一帯に、新作も登場

2作目の絵も、FUTABA Art Districtがマイナーチェンジしてたりしました

福島の沿岸部では、行くたびに、解体が進んで、
「あー、あの建物がなくなってる」って感じることは多々ありました

でもそうじゃなくて、
どこかに何か新しいワクワクする変化があるんじゃないかって思えること

これって、気持ちが明るくなるなぁ

OVERALLsさん、これがきっかけで知って、
個人的には、物凄い好きな作風なのですが、
他のアーティストも街に入ったりして、もっと色んな作品で溢れたら、
「被災地を見たい」人以外もたくさん来るようになって、
面白くなるんじゃないかと感じてます

また、新しい作品を見つけたら、このブログを更新していこうと思います

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