ボリビア:デスロード】世界一危険な道を自転車で!?

ボリビア

ボリビアを発つ前日。
僕たちは「デスロード」というツアーに参加してきました。

旅行者の間では結構有名で、
ラパスにある殆どの旅行代理店が取り扱っている人気ツアーなのです。
とはいえ、多分日本にいれば知る機会もないと思うので、
まずは簡単に「デスロード」ツアーについて説明します。

簡単に言ってしまえば、道をチャリで降りるだけのツアーです。

簡単に言ってしまえば、ですね。

ただ、この「道」が、普通の道ではなく、
通称『デスロード』であるということが味噌です。

デスロード』は、ボリビアのユンガス地域と首都ラパスを結ぶ約70キロの道路ですが、
道幅はバス1台がギリギリ通れる程度。
くねくねと曲がる細い 道のすぐ横には高さ300メートルの絶壁があり、
地上からの高低差4000メートルという場所にありながらガードレールはまったくありません。
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んで、毎年200人以上の死者が出ていたために、
新しいバイパスが出来たようですが、依然、旧道のデスロードも使われており、
しかも、こんなツアーにまで活用されちゃっている状況。

日本じゃきっと成り立たないとは思うのですが、そこはボリビア。
流石です。

前置き長くなりましたが、そんなツアーに参加してきました。

ラパスのツアー会社前に集合して、車で出発地点に向かいます。
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ちなみにラパスの標高が3600m位。
出発地点の標高は4700-4800m位です。

出発地点で、朝食を食べ、いざスタート。
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最初の1時間程は舗装道路を走ります。
ここで、体を慣らしつつ、ブレーキなどのチェックをしろということでしょうか。
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天気は快晴!とってもいい眺めの中、坂を下っていきます。
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その後、車で移動して、未舗装道路の出発地点へ。

こちらは一転、雲の中なのか霧なのか視界は悪かったです。
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ガタガタする道を集中してハンドルを握り、いざスタート。
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滝の下を自転車でくぐったりしながら、進んでいきます。

途中、脇道に十字架があるあたり、『デスロード』を物語ってました。
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道路脇はこんな崖ですしね。
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とはいえ、すんごい目の前に集中せざるを得ないので、
高所が苦手な僕でも、思ったより怖さはなかったです。

ゴール地点は1100-1200mの場所。
何度か休憩を挟みながら、雲を抜けて景色を楽しんでいたら、
あっという間に下ってしまいました。
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途中、出てきたコーラとスナックは美味かった!
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終わった後は、
近くのホテルにてプールで遊び、ビュッフェの昼食!!
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下り坂をこんな長い距離チャリで下りれるなんてこともないし、
めちゃめちゃ爽快だったし、充実のツアーでした!!

ラパスに行くのであれば、おススメのツアーです!!

ただ、外務省も注意喚起を呼びかけているような、
実際に亡くなられる方もいるツアーなので、油断は大敵です
-「死んでも責任問いません」的なサインもします
-僕たちも一応、前日の深酒は控えました

いやー生きてて良かった!!
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<デスロードツアー情報>
■申込んだ旅行会社:CHACALTAYA TOURS
-決め手は、「値段が手頃だった」のと「Tシャツのデザイン」
-ただし、Tシャツは洗うとだいぶ縮むことが発覚したので、
大きめサイズがお勧めです。
■料金:360ボリ(約5,000円)
-フルサスペンションの自転車(定価450ボリ)
-朝食・軽食・昼食やTシャツ、CD-R等々コミコミ
(※値段は自転車のランクで大きく変わります)
■時間:8-9時間
-朝7時頃ラパスで集合して、16時頃ラパスで解散

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