アメリカ:グランドサークル】死の恐怖!?~デスバレー国立公園

ザイオン国立公園を観光し終えたわたし達は、
次なる目的地であるヨセミテ国立公園へ向かいました。

その拠点として最初に選んだビショップという街へ向かう途中に、
「デスバレー国立公園(Death Valley National Park)」があります。

地理的にもここを通って行った方が良さそうだったし、
国立公園の年間パスも持っているし、せっかくなので行くことにしました。

deathvalley_map

この公園は、グランドサークル内にありながらも、
そこまで人気がないという残念な公園です。
そもそも「死の谷」っていう意味だしね。

事前に調べてみても、あまり良さげな情報はありませんでした。

・暑過ぎて、熱射病になる人が多い
・トレッキングは難しい
・注目すべき見所がない
・緑が少ない
・水が干上がって塩湖がある
・エントランスは無人
・観光客も少ない
・水やちょっとした食料は絶対に必要
・入園する前にガソリンを満タンにしておく

つまり、

トラブルがあったらすぐには誰も助けてくれない。
もしくは、巡回しているであろうパークレンジャーの助けを待つしかない。

不安要素、盛り沢山…。

でもビジターセンターはあるようです。
通過地点だったし、あまり期待しないで行ってみることに。

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公園に近づくにつれ、だんだん暑くなってくるのが分かりました。
それなのに「オーバーヒートを避けるためにエアコンを切りなさい」という標識が…。

エントランスに入る前には、
モニュメントバレーに行った時に見た様なこんな光景が。
思わず車を降りてシャッターを切ってしまいました。

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後ろも素敵な景色。

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しかし外に出るだけでかなり暑い!
すぐに喉が渇きます…。

しばらく走るとようやく看板が見えてきました。

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無人エントランスを通り過ぎ、
さぁどこ行こう?と思いましたが、見える景色は全く面白くなさそう…。

というか、何も無い…。

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とりあえず目的地の街方面へ車を走らせました。
本当に観光客もいないのかな?と思いましたが、
意に反して、多くの車が走っていたので一安心。

走っていると、海抜0mのポイントがありました。
ちなみにこの公園内には海抜マイナス80mのポイントもあります。

しばらくすると、不思議な地面が見えるところへ。

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白いのは塩かな?なんて行ってみたら、
粘土質のドロドロの地面で、あっという間に足とビーサンが泥まみれ…。

チーーーーーン・・・・・

その後、「サンド・デューン(SAND DUNES)」という、
観光客がやたらいるスポットへ行ってみました。

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入口にはこんな標識が。
もはや死と隣り合わせのようです。

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車を出て1分位しか経っていないのに、汗が大量に噴出してきました。
車内に水を置いてきたことを少し後悔…。

ここは小さな砂漠の様な所でした。

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足が砂にとられて歩きづらかったです。

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ジャンプするのにも気力がいります。

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皆、早々に戻っていっています。

この暑さ、乾燥。
さすがに奥まで歩けないなとデスバレーの恐ろしさを実感しました。

ビジターセンターは反対方面だったし、
ガソリンの減りも気になっていたし、
時間も迫ってきたので、出口へ向かいました。

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本当に何もありません。

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昔、フロンティア達がここまで来たのはいいものの、
あまりに何も無いため、幌馬車共々、力尽きてしまったそうです。

「死の谷」よりも「風の谷」に行きたいものです。

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好きな人にはツボなんでしょうか?

「何もない」ということがきっと醍醐味なんでしょうね。
もう少し涼しければ良かったのですが…。

今のところ、あまりおすすめはしません^^;

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