なんで、みんな休みは土日なんだろう。
土日はどこも人で溢れているのに、なんでそこで旅するんだろう。
なら、いっそ、土日働いて、平日に旅に出ればいいじゃんと思い立ち、ふと日光に足を延ばしてきました。
だって、紅葉の日光って、週末に行ったら、車の中にずっといて、行って帰ってくるだけで疲れちゃいそうだし。
みんなが、土日・GW・夏休み・年末年始に旅行するのは、日本の観光地にとってもよくない、と、
なるほどなー!って思った新・観光立国論にも書いてありました。
それって、旅行者にとってもよくないと思うし、
実際平日に行ってみた感想としては、平日に旅行するの、すげーいいなって思いました。
休みが土日だから、旅行も土日なわけですが、
今後は、もっと働き方も、旅の仕方も自由になっていくだろうなぁと感じてます。
話がそれましたが、日光に戻すと、平日に行っても多くの人が訪れていました。
紅葉期、日本全国からリタイア組の人が団体で旅行に来ているようでした。
でも。平日でよかった。
訪れたのは、10月下旬。
早いところ(龍頭の滝近辺)ではもう落葉が始まり、
遅いところ(東照宮近辺)では紅葉がこれからというところでした。
日光は高低差もあるので、長く紅葉を楽しむことができるところかもしれません。
Day1: いろは坂下(東照宮等世界遺産エリア)をのんびり観光
子どもの準備に戸惑ってたりしてたら、出発は10時前。
もう少し子どもが大きくなったら、朝
6時くらいにたたき起こしてとりあえず車に乗せて…というのも一つですが、
0-1歳くらいだと、もうなるがままに身を任せました。
ちなみに、この時点で夜の宿は決まってません。世界旅行中からそんな感じ。
車は、混んでるかなぁって思ったけど、日光までは全く渋滞もなくすいすい。
東照宮には12時過ぎに到着。ランチを後回しに駐車場を探して散策へ。
日光観光なんて、小学校の修学旅行と、もう一回どっかで訪れたかな・・・くらいで、
全く土地勘もないままに、日光に到着したのですが、
いろは坂の上と下で大きく2つに分かれているんだなということはわかり、天気の悪い初日は下にあてました。
みんな、東照宮東照宮、陽明門陽明門というので、
知名度的には東照宮の一人勝ち状態ですが、
世界遺産となっているのは、二社一寺での集合体です。
ご存知、東照宮。
1つのお寺は、輪王寺。
ちなみに、有名な鳴龍は、東照宮境内にありますが、輪王寺に所属しています。
そして、二荒山神社。
そんな3つが1つのエリアにあるってことすら知らなかった!
まとめて「東照宮」だと思ってました。
とはいえ、まずは東照宮に入ります。
宝物館に入らないのであれば、1,300円で入れます。
東照宮の入り口でチケットをゲット。間違って輪王寺のチケットカウンターに行く人も多いみたいです。
駅員さんみたいな方にチケットをもぎってもらい中に入ります。
ででん!入ると建物が立ち並んでいます。
入って左手手前には三猿が。
そして、右に曲がると陽明門とご対面です。
修復から復帰し、今は全貌をお目にかかることができます。
この陽明門、一本だけ柱が逆だって知ってました?
「満つれば欠ける」とのことわざから、完成すれば崩壊が始まると思われていたようで、
あえて、一本を逆にすることで未完の状態を作り、魔除けにしたといわれているそうです。
こういう情報を知っていると、単に「教科書に載っていた場所」ではない興味がわいてきます。
とりあえず本殿を左手に右側に進みます。そこには、眠り猫がいます。
三猿、眠り猫、陽明門、鳴龍…エースがすべて東照宮の敷地にあるので、
どうも東照宮のイメージが強くなってしまうみたいです。
人の流れに沿って門をくぐるまさにその時。見落とさないでください。眠り猫がいます。
「頭上」です。
その先に続く200段の階段は家康が眠る奥宮への参道です。
このその先には猫はいません。
ちなみにベビーカーは車に置き去りにしてきたのですが正解でした。
この階段をベビーカーもって上がるのはきつい。
そういえば、階段の途中にベビーカーが放置されてました。
頑張ったその先には!
お~いお茶。
オールお~いお茶の自販機が置いてあります。
突然、「お茶」と言い出し、
普段は麦茶を与えているものの麦茶はそこになかったので、お~いお茶を買いましたよ。
まぁジュースにはまるより、カフェインの入っているお茶のほうがまだいいかな、と。
重い空気の漂う奥宮をぐるりと一周。
400年前には何があったのだろう。
再び200段の階段を下って、本堂に戻ります。
脇から靴を脱いで本堂へ。中の撮影は禁止。
陽明門を出て、次はこちらの建物を目指します。
鳴龍です。
建物の中に入る前で前座の話も印象的でした。
龍は、仏教で雨の神様とされており、昔は火災が一番の敵だったので、
昔の人は、天井に龍を描き、建物を守ろうとしたのだとか。。。
へぇへぇ。
鳴龍の不思議な現象も、小学生のころとは違う感動がありました。
なんでこうなるんだ!?
すごいな、ここ。
ここで雨が強くなってきたこともあり、退散。
天気は残念でしたが、ところどころ紅葉もきれいでした。
それにしても、噂には聞いてたけど、お昼を食べるいい感じのお店がないですね。。。
なんていうか、駐車場から気楽に歩けるいいお店がない。
いいお店は小さくて歩いていきづらいのかも。
調べてもあまり出てこないし…これは今後調べないとな…。
結局、とあるお店で湯葉ご膳をいただきました。1,800円。
湯葉って健康的だよな~。
遅いお昼を食べながら、宿を探して発見しました。
平日発だと何とかなるもんだ!
最後に神橋を見て、宿に向かいました。
Day1夜:スーパーのお惣菜と地ビールで夕ご飯
でも、何ともならなかったのはご飯。
直前の予約だったので、素泊まりのみ。
日光の食事事情はお昼でわかったのですが、基本あまり何もない。
まぁ、「暮らすように旅する。」ってこういうことですな。
とりあえず酒屋で飲み物を調達。
梨ビールとかゆずビールとか、気になるでしょ?
そのうえで、旅の時によく立ち寄る、地元のスーパーにお邪魔してきました。
7時までで閉まるというので急いで行ってみたのですが、
湯葉の刺身を売っていた以外は特に日光らしさはありませんでした。
そして、宿は、最近改装された和モダンな和室の部屋。
子どもいると和室っていいんですよね。
こんな感じに転がせて。
和室か、airbnbが、子連れ旅行にはいいなぁって思ってます。
泊ったのは、東照宮からちょっと走ったところにある登喜和旅館。
お世話になりました。
そして迎えた翌日は、ホント快晴でした。
いざ出発。
Day2:いろは坂を登り、華厳の滝・中禅寺湖で紅葉を満喫
宿の朝食の時間を7:30に設定したのですが、
多くのほかのお客様はもっと先に食べて7:30には出発モードでした。
な、なんと!
8:30過ぎに、日光を出発していろは坂へ。
渋滞こそしていませんでしたが結構な交通量。
ナビも結構気持ち悪い感じ。
明智平に入る道路の車線はすでに渋滞。
これ、東京を6時台に出た人がこんなにいるってことですかね。
さすが紅葉の日光。
いろは坂を登り切り、すぐ近くの華厳の滝に向かいます。
ホントいい天気!男体山から湯気が出ている感じ。
駐車場から歩いてたら見えてきましたー!どーっっ!
上の展望台からも紅葉に包まれた華厳の滝を見ることもできます。
でも、せっかくだから、エレベーターで下におります。
550円でチケットゲット。
エレベーター降りてからもさらに階段を下ります。
またまたベビーカーもって来なくてよかった!
そして、見えてきたのが迫力ある華厳の滝 with 虹!
普段あまりとらない縦型も撮ってみました。綺麗だわぁ。
華厳の滝を車で出て次の目的地を向かいます。
一旦中禅寺湖を超えて、竜頭の滝へ。
紅葉はここから始まるといわれる竜頭の滝。
早く始まり過ぎていたようで、もうすでに散り気味でした。残念><
あまり遅くなると、いろは坂を下るのも込みそうなので、
昼過ぎにいろは坂下りを目指して、中禅寺湖に戻ります。
こちらが中禅寺湖のほとりにある二荒山神社の中宮祠。
男体山の登り口でもあります。
でも数日前に閉山済み。
他の人が話しているのを横から聞いたら、非公式に閉山後数日は認めているようでしたが。
神楽殿でちょっとしたお祈りをやっていました。
ここも紅葉がきれい。赤と黄色のコントラストが素敵です。
紅葉は青空にも映えます。
最後に、せっかくなので、中禅寺湖と男体山がきれいに見える場所を目指しました。
綺麗!でももっといい場所があるんじゃないか。坂を上っていきます。
うっわー、この紅葉やばい!!
男体山と中禅寺湖は隠れちゃったけどきれいすぎる。
もう少し上に上ると中禅寺湖展望台が。
ここから、きれいに男体山を望むことができます。
ここからの景色に満足して引き返したのですが、
その先には、半月山展望台というさらに正面から登れる展望台があったみたいです。
次はリベンジしよう。
この時点で大体14:00。
これ以上いたら大変そうだなと思って、いろは坂を下ることにしました。
坂を下りながら見る紅葉もきれいです。
チャリで下ってる人もいて、それもいいなぁって思いました。
好きなとこで止まって、見たいものを見ることができますしね!
降りてから、もう一回神橋を経由して帰ろうかと思いましたが、
有料道路の乗り口を過ぎたらものすごい渋滞に…
引き返して有料道路に乗って帰ることにしました。
・・・
って思ったけど、今市で降りて道の駅に寄ったりしながら、
16:00過ぎに、日光市を離れ、東京に戻ってきたのは19:00手前。
帰りは大宮を過ぎたあたりから渋滞が…。
平日でも相当な交通量なんですね。
これが、いろは坂下るのが遅かったら、とか、
東照宮にまた寄ろうとしてたら、とか、
そもそも、土日に行っていたら、とか思うと、もっと大変だったんだろうな、と思います。
週末弾丸旅行に続いて、今後も平日旅行を織り交ぜていきたいなと思いました。
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