ども。
早朝のセビーリャのバス停に着いた前回の続きです。
乗り継ぎ時間は5分しかなかったはずだったのですが、
何とかなるもんです。
困ったときは…
同じ行き先の現地人についていく!
これに限ります。
「アルへシラスに行く」という人を発見したので着いて行ってみたら、
その人はなんとターミナルのカフェでお茶をし始めました。
どうやら、6:30発という説明が違っていた様でした。
7:00頃、あたりが少し明るくなったころにチケット売り場も開き、
「アルへシラスに行く」にーちゃんが並び始めたので一緒に並んでみました。
そこで半券を見せて、アルへシラス行のチケットをゲット!
半券は「乗車には使えないよ」みたいなことが書かれていたので、
追加料金とられるんじゃないかと心配していただけに一安心。
ま、ALSAのバスじゃなかったんですけどね。
しかも出発は7:15とのこと。
「『ALSA』のバスが『6:30』に出る」と言っていた
リスボンのチケット売り場の人の説明はなんだったんだ…
こういう緩さが、海外ってありますよね。
もう慣れました。無事付けるならそれでいいです。
幾つかの街を経由しながら、アルへシラスに10:00頃着。
途中通過したアンダルシアの白い街並み綺麗だったな。
また、モロッコから戻ってきたら寄ってみよう。
いざ、ジブラルタル海峡を渡りモロッコへ!
1人21ユーロなり。
ちなみに、アルへシラスからタンジェへの行き方も正確には2通りあります。
一つは、「アルへシラス→(船)→タンジェ新港→(バス)→タンジェ市街」
もう一つが、「アルへシラス→(バス)→タリファ→(船)→タンジェ旧港」
なんかタンジェ新港って、街から50km位離れてるらしいんですよね。
なんでそんなことになったのかよく分かりませんが、
タリファから行く船のこともよく分からなかったので、
僕たちは前者で行くことにしました。
11:00発の予定でしたが、遅延して12:00過ぎに出発となりました。
船乗る手前で出国審査、船内で入国審査をして、スペインとお別れです。
そして、人生初のジブラルタル海峡を渡り、見えてきたのがモロッコ。
モロッコの港から、内陸のマラケシュへの道のり
シャトルバスに5分程乗り、建物で荷物のチェックをして、
いよいよ入国した気分。
ここで、円から現地通貨DHへ両替した後、タンジェの街まではバスに乗ります。
人の情報によると昔は無料だったとも聞いたのですが、今は1人25DH(約300円)なり。
タンジェから電車で行くか、バスで行くか悩んだのですが、
まずは近かったバスターミナルへ。
最初に、モロッコで有名なバス会社CTMの窓口に向かいました。
返ってきた答えは「Today Full!!」
マジですか。
マジですか。
再び、明日にするか、電車にするか、他のバス会社にするか悩みます。
結局、お隣さんにあたってみたところ、1人150DH約9時間で着くとのこと。
値段的にも悪くないし、それで行くことにしました。
おんぼろバスも覚悟してましたが、
エアコンもちゃんと効いている結構快適な普通のバス。
20時半に出発し、予想外にしっかり時間通り朝5時半ごろマラケシュ到着。
「どうせ、バス遅れるだろ」と思ってたのに、まだ真っ暗な中放り出されて、
やむを得ず現地の人にこっそり混ざって、明るくなるまでバス乗場で待ちました。
明るくなってから、安宿の多いフナ広場の南側へ。
たくろうかと思いつつ歩きだしたら、20分か30分くらいでたくる前に無事着いちゃいました。
深夜に現地に到着するのも治安上好ましくないし、
せっかくだから宿代も浮くしと思った、2日連続の車中泊。
31時間の長旅は無事、想定内で終えることが出来ました。
マラケシュ、サハラ砂漠ツアーに、フナ広場に楽しみだー。
参考:リスボン⇒アルへシラスまでの行き方
◆移動手段:バス
◆価格:
64EUR/人
◆ルート:
22:00
ポルトガル リスボン(オリエンテ)バスターミナル 出発
↓
6:25
スペイン セビーリャ(プラド・デ・サン・セバスティアン)バスターミナル 到着
↓
7:15
バスを乗り換え出発
↓
10:00
スペイン アルへシラス フェリーターミナル 到着
※ポルトガルとスペインの時差に注意
◆注意:
チケットについて
-ポルトガルでの購入時はチケットが2枚(細長い紙)貰える
-1枚は最初の乗車時に回収される
-もう1枚はスペイン セビーリャでの乗換時にバスターミナルの窓口に提出して
新しいチケット(レシート)をもらう必要がある
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