マラケシュといえば旧市街にある「ジャマ・エル・フナ広場」。
この広場を中心として、ホテルや安宿、
レストラン、カフェ、お土産屋さんがたくさん集まっています。
もともとは「死者達の広場」と呼ばれる処刑場だったらしいのですが、
今はそんな面影全くなく、人々の活気で盛り上がっていました!
昼間の姿
朝はかなり閑散としているのですが、
日が昇ってだんだん暑くなってくる頃には、
オレンジジュースの屋台がぽつり、ぽつりと店を開け始めます。
そして、雑貨を売るおじさん、蛇や猿や鷲を操るおじさん、
ヘナをやってくれる女性、帽子や服の露店売り、
などなど色々な商人がごちゃ混ぜになり、賑やかになってきます。
見ているだけでも楽しいのですが、
見過ぎてしまうと必ず絡まれてしまいますのでご注意!
2011年4月28日の爆発事故現場?
このオレンジジュースの屋台なのですが、全部で50店ぐらいあるんです。
昼間はお休みしているお店もありましたが、夜は全店オープンしていました。
その場でオレンジを絞ってくれるのでとっても美味しい!
嬉しいことに1杯4DH(≒50円)!
お店によって砂糖や水を加えていたりと味が違うので、
お気に入りを見つけつつ、新規開拓していました。
暑っい中(マラケシュは45℃まで上昇!)歩き回った後の
フレッシュオレンジジュースは最高!
毎日、4杯は飲んでいました。
わたし達のお気に入りは50番と54番。
ちなみに50番はこのお兄さんでないとダメ!
広場から1、2本脇道に入ると、
すぐに迷路のような路地裏に入ります。
観光化されたお土産屋さんから、
地元民御用達の理髪店やスパイス屋さんまでたくさん。
ふらりと気の向くままお散歩。
行き止まりになると、i-phoneのマップを使って道を探します。
が、なぜかGPSが狂ってうまく作動しないこともしばしば。
そんな時はこの看板を見つけて広場に戻ります。
お洒落なカフェもありました。
フリーWIFIあり!
椅子が可愛い~。
ひと休みにアボカドジュース。
牛乳と砂糖をミックスしたもので、コクがあって美味しいのです!
1日1~2杯、食事代わりに飲むこともありました。
「タジン食べたいね~」って話していた時に
偶然見つけた地元民しかいないタジン鍋屋さん。
しかも、普通のレストランにはあまりないらしいラムのタジン!
タジン、サラダ、パンで25DH(≒300円)。
お肉は柔らかく、野菜の甘味もよく出ているし、
一緒に入っていたオリーブの塩辛さともマッチして、とっても美味しかった!
夜の姿
夕方になると、広場には次々と食べ物の屋台が出来ていきます。
広場はあっという間に屋台で埋め尽くされました。
屋台が出来てくると、
たくさんの客引きのお兄さんに声をかけられます。
「ジャポン?トーキョー?オーサカ?」
「ハジメテ モロッコ~?」
「ウタダヒカル ガ タベニキタ ヨ~!」
「ウチハ タジン ケバブ クスクス ナンデモアルヨ~」
「ゼッタイキテネ~ ヤクソク~ プロミス~」
「ミヤサコデス~ マツコデラックス~」
唐突にたくさん話しかけられますが
嫌な感じはあまりなく、笑ってしまう!
しかもテリトリーが決まっているのか、しつこく追いかけてきません。
客引き達も日本語をしゃべることが楽しそうでした。
これがインドと違うとこ。
お互い楽しい。
美味しそうな食材がたくさん並んでいました。
チキンのタジン鍋。
野菜もたっぷり入っていて、ボリュームたっぷり。
牛肉のプロシュート(串焼き)。
柔らかくて美味しい!
お肉と一緒に刺してある脂身が美味しい~。
脂身好きなわたしとしては満点!
エスカルゴ。
触覚もバッチリ残っています。
八角のような香辛料+醤油風の味付けで
独特の風味でしたが、おつまみとしては合格!
どのお店も繁盛していました。
ほ、本当?????
そして夕方から徐々に人が増え始め、あっという間に広場はお祭り騒ぎ!
一体、どこからこんなに人が集まってきたのだろう?と謎です。
真っ白なのは、屋台から出ている煙。
日付が変わるような時刻に行っても大盛況!
モロッコ人は夜型?
連日連夜、お祭りの様に盛り上がっていました。
食べ物も豊富だし、美味しいし、
暑さを除けばもう少し長居しても良かったかな。
マラケシュはエネルギッシュな場所でした。
それに可愛い猫もたくさん!
モロッコ人は猫に優しい人が多いです♪
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